歌うように語ろう

観劇や観戦(主にフィギュアスケート)等について語るブログです
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穏やかな年であれ

2011年12月31日 | 雑感

今年は本当にいろんなことがありましたね。

東日本大震災だけでなく、世界に目を向けても大きな災害や事故が多々ありました。

フィギュアスケート界では、浅田選手のご母堂様ご逝去の報が記憶に新しいです。

来年こそは、笑顔あふれる穏やかな年になりますよう、心から祈っております。

 

今年半ばから始めたばかりのブログですが、見に来て下さった皆様ありがとうございました。

来年も体調と相談しながら、マイペースで続けてまいりたいと思います。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

それでは皆様、どうぞ良いお年を。


ロシアナショナル女子シングル+MOI未放送分(ランビエールさん)感想

2011年12月30日 | フィギュアスケート

偶然Jスポに回す前にMOIをCSでやっているところに遭遇しました。地上波では見られなかったランビールさんの演技が見られてうれしかったのと同時に、この演技をカットしたフジに怒りがメラメラと。雪姉さんたちもカットしましたよね。わざわざ呼んでおいてカットするのってどうなんでしょうか。ぶつぶつ。

さて、今日はロシアナショナルズの女子シングルを視聴しました。実況はおなじみ小林千鶴さん、解説は大田由希奈さんです。

もうあちこちで結果が出ていると思いますが、最初に総合6位までご紹介しておきます。順番逆ですか? 

1.アデリナ・ソトニコワ   193.71

2.ユリア・リプニツカヤ   191.65

3.アリョーナ・レオノワ   178.15

4.クセニア・マカロワ    

5.(ファーストネームなんだっけ…)ラジオノワ

6.エリザヴェータ・タクタミシェワ  

えらいすばやく点数が消えてしまったのと、日本語字幕がなかったので控えそびれたところが。適当なやつですみませぬ。

お詫びにというわけでもないですが、たぶんほとんど動画には上がっていないであろうソトニコワ選手とタクタミシェワ選手のインタビューをご紹介します。

ソトニコワ選手>夏よりも大きくなったといわれますが、自分ではあまり感じません。いつも通り練習しています。午前学校で勉強、午後は練習と学生としてバランスのとれた生活を心がけています。午前にできなかった勉強は午後に自分で自習します。1月2日までは休みたいです。

タクタミシェワ選手>(FSで)2回も転倒したのは自分でもなぜかよくわからない。少し休みたいけど、(ミーシン)コーチから31日の朝から練習すると言われています。冗談だといいんだけど……

この二人だけでなく、レオノワ選手も大分お疲れのようで、カナダに全部おいてきちゃったわとのたまっていたそうです。まあ、GPS3戦+GPFを2か月でこなし、そして一番緊張するナショナルズですからなるほどという気がしますね。

後ざっくりとした感想ですが、やはり特筆すべきはリプニツカヤ選手の超軟体スピンと軟体スパイラルのものすごさでしょうか。由希奈さん曰く「ビールマンスピンがもはやビールマンスピンじゃなくなってる」(どうやらオリジナルの域に入ってると言いたいらしいです)

この他にも、太田さんはおっとり口調ながらも気になったことはやんわり指摘したり、良かったところはほんわかと褒めていましたが、ちょっとテンションがいつもより低かったような。それはなぜなのかソトニコワ選手の演技の時に理由がわかったような気がしました。

ちなみにソトニコワ選手(FS)の時の太田さんの最初の言葉「この曲を聴くと、日本人なら浅田真央ちゃんを思い出すと思うんですが……」そしてリプレイの時にももう一度「この曲を聞くと、浅田選手を思い出すのでつい比べてしまう」

ただ、変に誤解のないように書き添えますが、終始ちゃんと冷静にかつしゃべりすぎずにきちんと解説されていました。エッジエラーもちの選手かどうか、また各選手の特徴なども千鶴さんと一緒に紹介していましたので、いつも通り地上波よりもはるかに快適な視聴時間でした。

しかし、「愛の夢」に関しては浅田選手は2シーズンめですし、その上彼女のカラーにぴったりはまる曲なので、ソトニコワ選手を浅田選手と比べるのはちょっと酷かなと思います。まあ、同じ大会にも出ていたのですから比べられるのは仕方ないんですけどね。

改めて目についたのは、リプニツカヤ選手の軟体と、ソトニコワ選手の課題のスタミナ(後半に崩れる癖が依然としてそのままです。タラソワ先生も心配そうに見守っておいででした)、それとラジオノワ選手の独特のジャンプ回転軸でした。特にSPでのラジオノワ選手は、ほかの選手ならオーバーターンやステップアウト、下手すると転倒するレベルで軸がおかしくなっていたのが気になります。それが彼女の癖でその方がちゃんと飛べるというならいいのですが、あんまりいい癖には見えないのでちょっと気にかかります。

それと、かなりどうでもいい情報ですが、モロゾフコーチはロシアナショナルではアクションのリプレイがなかったせいか大人しく見えました。さすがにミーシン&タラソワの重鎮二人がいるとなるとそう暴れられない?のかな、と激しくどうでもいいことを考えてしまいました。

つまらない落ちで失礼しました。以上。


ステップシークエンスについて考察してみる

2011年12月28日 | フィギュアスケート

全日本が終わったと思ったら、今度はロシアナショナルですよ。結果はもう知りましたが(男子優勝プルシェンコ様、女子優勝アデリナちゃん)今日明日とJスポで放送があるのでそっちで実際の演技をとっくりと拝見しようと思います。

さて、今日はステップについてです。今季より、ステップのレベル上げ条件が若干緩和されました。(昨季:三分の二を片足でステップ 今季:半分を片足でステップ)

しかし実際にはシーズン前半まででそれほど多くの選手がLv4を獲得したわけではありませんでした。今まで獲得した選手+αといったところでしょうか。

大方の場合、ステップがうまい選手はエッジワークが上手くてスケーティングが美しい選手が多いですね。例外もいますが、名前を出すのはやめておきます。選手を落とす気は毛頭ないので。

それはさておき、片足でのステップワークについて昨季は少しは触れていたものの、今季はあまり詳しく触れていないような気がします。でもこの片足ステップ、見ていると本当に上手い下手が如実に表れる技巧だとわかります。上手い選手は片足でもぐいぐい進んでいきますし、もちろんターンなどもうまくこなしていくんですが、そうでもない選手だとなかなか進んでいかないんですよね。そして結局、昨季はいくら片足ステップに取り組んでもそれほど評価につながらないと見るや、今季はみんながみんな片足ステップにこだわらなくなってきたように思います。現にLv4を獲得している選手でも、片足ステップで半分の条件を取り入れていない選手もいます。もちろんそれは絶対条件ではないのでなんら問題はないのですが、ジャッジの思惑は謎のままではあるものの、片足でステップを半分もしくはそれ以上進めた上でスピードと見栄えの美しさを保つことがどれだけ難しいか、顕著に見せられたように思います。

以前も書いたような気がしますが、片足基準が導入されてからシングル選手でもツイズルを入れる選手が増えたように見受けられます。アイスダンスではどの選手でも当たり前にこなす技ですが、これは簡単なようで実は美しくこなすのが難しい技だと思います。ステップを構成する数々のターンや細かい技を足元だけでなく、全身を使い曲に合わせて表現するということ、これはもっと大きく評価されてもいいのではないかと個人的には考えてしまいます。

あと、途中で完全に足だけでなく上半身の動作も止まってしまうプログラムをいくつか見ますが、条件さえ満たせばレベルを与えるのではなく、休憩入りステップはそれ相応の低い評価にしてほしいものだと思います。つなぎに関しては多い少ないはそれなりに評価されている(それでも厳密ではないですが)のに、ステップでの休憩はそのままというのがちょっと解せないところです。

 


ナショナルは日本以外も熱い!

2011年12月27日 | フィギュアスケート

スケ連のサイトでちょっと設定をいじったからなのか、あるいはうちの回線がおかしいからなのか理由はわかりませんが、全日本のプロトコルが印刷できません。一応、他のウェブページでもできるか試してみたら、さっくり印刷できたのですが、一体どうなってるんでしょうかね~?

さて、日程が少し日本より遅れましたが、ロシアでもナショナルズが開催され、男子では帰ってきた宇宙人……もとい、帝王プルシェンコが当然のように制覇しました。詳しくはまだわかっておりませんが、ちなみに女子ではSPが終わり首位がソトニコワ選手、2位がマカロワ選手、タクタミ選手は出遅れているようです。

後日、Jスポで放送が予定されていますので、そちらで実際の演技を堪能させていただこうと思います。

ちなみに放送予定は以下の通りです。いずれもチャンネルはJスポ4ですよ。

12/29(木) 18:00-20:00   男子シングル

   同     20:00-22:00   アイスダンス

12/30(金) 18:00-20:00   ペア

   同     20:00-22:00   女子シングル

 

まだ全日本についてはいろいろ思うところもありますが(特に女子)がたがた言っているうちに年が明けてしまいそうなので(笑)まだ語り切れていないステップやジャンプなどのエレメンツについて、大人しく?語っていくことにします。

しかし案の定、試合期間中は観戦に夢中になってしまうのでまとめられなかったですね。もう年末に向けてあれこれ慌ただしくなっているので、ひょっとしたら年をまたぐかもしれませんが、急ぐことでもありませんのでまたじっくりと自分なりの考察をまとめながら語ってみたいと思います。


改めまして各チャンピオンシップ派遣について

2011年12月26日 | フィギュアスケート

昨夜投稿したエントリーの中で、四大陸選手権に派遣される男子選手に一部誤りがありました。先ほど該当部は修正しましたが、改めましてもう一度書き直します。申し訳ありません。なお、ペア・アイスダンスについては事実上派遣できる組およびカップルが1組ずつしかいませんので割愛いたします。

<四大陸選手権>

男子

高橋大輔

町田 樹

無良祟人

補欠>村上大介、中村健人

女子

浅田真央

村上佳菜子

今井 遥

補欠>西野友毬、村元哉中

<ジュニア世界選手権>

男子

田中刑事

宇野昌磨

日野龍樹

補欠>木原龍一、坪井遥司

女子

佐藤未生

宮原知子

庄司理沙

補欠>西野友毬、鈴木春菜

<世界選手権>

男子

高橋大輔

小塚祟彦

羽生結弦

補欠>町田樹、無良祟人

女子

浅田真央

鈴木明子

村上佳菜子

補欠>今井遥、西野友毬

 

今度は間違いがないようにスケ連サイトで確認しましたのでもう大丈夫だと思います。

この他にもユース五輪とか国別対抗など気になるものもありますが、おいおい判明次第ご紹介したいと思います。

明日以降は、現在進行形で行われているロシアナショナルの結果や、全日本の感想総括など徐々にアップしてまいります。