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童話、童謡、SF、ショートショート、絵本、4コマ-マンガ、算数、数学、英語など(ペンネーム:はくた とおる)

ホンくんチズくん

2024-06-21 09:38:06 | 童話
「ホンくんチズくん」
 本のホンくんと地図のチズくんは、とある図書館に住んでいる。ホンくんは、たまに借りられて、しばらくすると、もどってくる。
 チズくん「お帰り。お疲れさまでした。どうだった?」
 ホンくん「今回は、とりあつかいがていねいな人で、ゆっくりできたよ。」
 チズくん「それはよかったね。町の中は何か変わったかい?」
 ホンくん「ああ、遊技場だったところが、スーパーマーケットに変わっていたよ。それにガソリンスタンドにコーヒー店やコインランドリーが併設されていたよ。」
 チズくん「けっこう変わったね。アメリカじゃ、ガソリンスタンドとコンビニが一緒だっていうから、だんだんそうなってきているんだね。」
 ホンくん「そうだね。多角化されてきているよね。」
 チズくん「広島のほうでは、二十四時間のスーパーもあるっていうから、コンビニもこれから大変だね。」
 ホンくん「あと、ソーラーパネルが増えたよね。家の屋根だったり、畑だったり。自然エネルギーを使うきかいを増やさないと、今後二酸化炭素排出を減らす圧力が世界からますます強くなってくるから、つらくなるよね。」
 チズくん「風力発電や波力発電、地熱発電なんかだよね。でも、一か所で大量に発電するのにも環境問題があったりして難しいので、もっと個別にできる発電が必要なんじゃないかと思うよね。たとえば、小さな水力発電とか小さなガス発電とか。」
 ホンくん「燃料電池とか、車の発電につかう方法も、各家庭で使えるようになれば、遠くからの送電によって損失する電気分だけでも無駄にならずにすむよね。」
 チズくん「どうして普及しないのかなあ?」
 ホンくん「まだまだ始めるにはハードルが高いのかもしれないね。総論賛成、各論反対ということが多いからね。」
 チズくん「屋根の上でお湯をつくる方法も思ったほど普及していないのも、そういうことなのかもしれないね。」
 ホンくん「まだまだそういうことに興味がある人の間だけのものにとどまっているのかもしれないね。」
 チズくん「自然エネルギーの場合は、天気によって変わってしまって、安定しないことがネックになっているよね。」
 ホンくん「充電しておくものがあって、そこから安定的に出力できるようになれば、ずいぶん違うと思うよ。」
 チズくん「技術的な進歩と、経済的な価格の問題、普及のための補助制度、インフラの進展、これらがないと難しいね。」
 ホンくん「チョット前までは、電気自動車が増加する一方だと思っていたら、今では、充電スタンドが普及しないために、ハイブリッド車の需要がまた増えているということだから、なかなか先をよむのは、難しいよね。」
 チズくん「傾向が見えるまでにはもう少しかかりそうだね。」
 ホンくん「ただ、二酸化炭素を減らさないといけないのは待ったなしだから、少しずつでもよくなってほしいよね。」
 チズくん「みんなの意識が少しずつでも上がることを望むよね。」
 ホンくん「おっと、またお呼びがかかったようなので、また出かけてくるよ。またね。」
 チズくん「気をつけてね。」
 おしまい


キッちゃんタヌちゃん

2024-06-07 15:52:37 | 童話
「キッちゃんタヌちゃん」
キツネのキッちゃんと友達のタヌキのタヌちゃんはダンスが大好き。
今日も仲良く一緒に踊っている。
キッちゃん「頭に葉を乗せ、ドロロンパ。」
タヌちゃん「お腹に手を当て、ポンポポン。」
キッちゃん「尻尾を振って、タンタタン。」
タヌちゃん「胸に手を当て、ドンドドン。」
キッちゃん「前に回って、クルリンパ。」
タヌちゃん「腕を回して、グルルルン。」
キッちゃん「足を前後に、サッサカサ。」
タヌちゃん「腕を上げ下げ、パタパタパタ。」
キッちゃん「背伸びしながら、グンググン。」
タヌちゃん「尻尾を回して、ブンブブン。」
キッちゃん「斜め左右に、クイククイ。」
タヌちゃん「小さくなって、シュルルルルー。」
キッちゃん「上を向いて、ヤッホッホー。」
タヌちゃん「下を向いて、エッサカサー。」
キッちゃん「尻尾を上げて、ルンルルン。」
タヌちゃん「右手を上げて、ランララン。」
キッちゃん「背中を揺すって、ユッサユサ。」
タヌちゃん「右足ねじって、グリグリグリ。」
キッちゃん「口に手を当て、コンココン。」
タヌちゃん「手首を振って、ブーラブラ。」
キッちゃん「逆立ちをして、ヨッヨッヨ。」
タヌちゃん「うずくまって、ゴロロロン。」
キッちゃん「急いで歩いて、スタコラサ。」
タヌちゃん「速く走って、ビュンビュビュン。」
キッちゃんとタヌちゃん「あとはよろしく、バイババイ。」
おしまい