NHKの朝イチはしっかりと最初から最後まで観たことがないのだけれど、たまにチラリと観ると、ガッカリすることがある。
先日は、かまいたちがゲストで
山内さんの妻が山内さんにやって欲しくない事として「子供にカンチョーを教えないでほしい」と挙げていた。それをスタジオで軽く取り上げ盛り上がる。一応、鈴木奈穂子アナウンサーが「みなさん、カンチョー、は危険ですからね、やらないでくださいね」とニコヤカに言っていたけれど、鈴木アナウンサーも確かお子さんいるのですよね。保育園とか小学校で、子供達がカンチョーやってるのを見た場合「こらこら〜」って笑顔で流すタイプの人なのだろうか。
長崎で上級生に灯油ポンプを肛門に入れられて学校に行けなくなったという中学生(当たり前だ!泣・怒💢)のニュースを聞いたばかりである。
年明けには「翔べ埼玉」という特集を組んでいた。多くの埼玉県民が「翔んで埼玉」という映画を観て面白いと思っているという記事を読んだ事があるけど、なんか、、、大丈夫なのか。
埼玉が「だ埼玉」といわれて揶揄われ始めたのはもう随分前で、埼玉県民も気にしてないしむしろ喜んでる、と言われがちだけど、私はいつもそれってイジメの構造そのものだと感じてきた。ある子がバカにされる、みんなが笑う、その子も笑う。誰かがやめようよ、っていう。「え、でもこいつも笑ってるよ、気にしてないよな」「うん、全然!もっといじってよ。(皆んなの輪に入れて嬉しい、嫌かどうか自分でもよく分からないけど、白けさせたくないし、とりあえず楽しい気がする)」、、、。
そして皆んなバカにし続ける、笑い続ける。だんだん「いじり」がエスカレートしていく。
朝イチの制作スタッフは、私のように感じている人の存在を想像すらしないのだろう。
「翔んで埼玉」面白いですよね!応援する意味でNHKでは「翔べ埼玉」ですよ!いいでしょう?っていうノリなんだろう、と邪推の一つもしたくなる。
公共放送で「カンチョー」を、「やんちゃな」話として取り上げ笑い、特定の地域に対する偏見を、社会で許容されている事と思い込み便乗してウケを狙う。
ゲンナリする。
あと、大好きな博多大吉華丸さんが、いつもイマイチ楽しそうじゃないのも残念。