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研究学園都市の建設現場で、太古の昔からよみがえった古代人は、彼の眠っていた棺桶らしきものといっしょに、大学に運ばれる。
すみやかに。風呂釜教授がチャーターした高級ハイヤーで。
教授の研究室に連れてこられた古代人は、教授の指示で外出禁止の軟禁状態になってしまう。
翌日から様々な検査をされ、身体中調べられる。検査のとき以外、研究室を出ることは叶わない。
そんな日々に耐えきれなくなった古代人は、一週間ほど経ったある日、脱走を思いたつ。
研究室に火をつけ、その混乱に乗じて、大学から逃げだすことに成功した。
そして、
フランスの田舎町へ。
気がつけばばもう1月19日。

古代人は、馬小屋に忍びこみ、半紙に今年の抱負を書く。

おしまい
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