北米版の緊急入荷とあって
そのままでは、日本のSFCソフトは使用できません!
映像方式は、幸い日本と同じNTSCなんですが
SFCとSNESのソフトの規格の違いから
差し込み口に、ちょっと問題があるわけで

差し込み口の両側に突起があり
日本のソフトは、つかえて差し込めません(写真矢印)
つまり、SNESソフトのガイドとしての突起ですが
SFCソフトには、突起に対応した窪みがないため
それが障害となってしまうわけで
この突起をどうにかすれば
規格上の問題はクリアされてプレイできるはず!

よく見ると、ケースの裏側と一体化したプラスチックの突起物なので
取り除くのも、そんなに困難ではないようです
ということで、今回は特別に
日本仕様に改造する方法について、紹介してみたいと思います
改造箇所は、ソフトの差し込み口
本体の裏側のネジを外すと
こんな具合に、裏側のケースを開くことが出来ます


問題の箇所は、矢印で示した
裏側ケースの内側の突起!
これが、日本のSFCソフトを挿す時
邪魔になるんですよね~

それでは工具を用意し加工開始!
私が行った加工手順は
まず、彫刻刀の先を熱して
その熱でプラを溶かして、ある程度除去!
その後、粗めの紙やすりで
予定位置まで削り取り
最後に、細かいスチールウールで
削り取った周辺の表面仕上げ
ということで、ほぼ思っていたように
突起部分の除去完了!

加工 前

加工 後
ただ注意しなければいけないのは
この突起が、スロットが付いている基板の
支えとなっているんです!
もっと具体的に言うと
ソフトを抜差しするときに、スロットの基板にかかる力を
受け止める役割をしています
ということで、ある程度、強度を持たすため
基板を固定する溝に接した部分は
少し残しておいた方がいいでしょう~

それでは、ケースを元に戻し
ソフトを挿してみることに
うん なかなかいい感じです
接続部の挿し込み具合も、まあまあで
スロット自体の規格は同一なので
難なくセットできました!

そして、いよいよ電源投入
期待と不安を胸に、電源ON!
お~~っ!起動しました
日本仕様化改造成功です \(^o^)/