JuJuつなぎ

真珠(うさぎ)と36週6日で天使になった愛娘、珠央とパパ&ママの日記

悲しみが…

2009-09-30 07:49:22 | Weblog
昨日の私は…
悲しみ苦しみに身体を乗っ取られ激情に身を任せ、
家族を傷つけ、食事を拒否し、珠央を供養する事さえ拒んでしまいました。
本当に情けない、弱い人間です。

誰にも、この悲しみ苦しみは分からない!
臨月まで慈しんで育てた我が子を突然奪われて…
病院での処置は想像を絶する程の痛みを伴う物で…
悲しむ時間も与えてはくれない…
出産しても産声を聞く事も温もりを感じる事も母乳をあげる事も出来ない…
待ってるのは別れだけ…


そんな私に希望などあるはずがないじゃないか!
突然、溢れた気持ちが止められませんでした。

自分の事しか考えられませんでした…。
辛くて苦しくて悲しくて
珠央がこの世にいない事を嘆き続けました。
早く珠央のいる世界にいきたい!と願いました。

何て弱い、脆い、情けないんでしょう。

珠央ごめんね。パパごめんね。
ごめんね…。

新たに

2009-09-29 09:29:17 | Weblog
タイトルを変更しました
内容もブログを始めた時から変化しているので
この機会に変更しようと思います。

亡くなった子供の事をブログで綴るのは良くない事なのかもしれませんが…。
私達夫婦にとって
珠央は、何より大切な存在です。
どうか、ご理解いただけますようお願いします。



パールも珠央も『珠』が付くので
人と人の繋がりを今以上に大切にしていきたいという想いを
『JuJuつなぎ』
という形で表してみました。

拙いブログですが
これからも宜しくお願い致します



想いを繋ぐ

2009-09-28 23:30:35 | Weblog
父が、母が…
珠央の側から離れようとしません。
暇さえあれば、珠央の前に座っています。

私は、珠央の横にお布団を敷いてもらって過ごしています。

何もしてあげる事が出来なかったと嘆く私に
父も母も口々に
『2人とも立派にパパとママだったよ』と言ってくれます。
その言葉に、想いに
私もパパもどれ程、救われた事でしょう。

自分を責める事しか出来なかった私は
病室のベッドの上でパパに何度も繰り返し謝りました。
その度パパは
『謝らなくて良いんだよ』と
いつまでも手を握って一緒に泣いてくれました。


友人に珠央の死を告げる
送ると私より泣きじゃくりながら電話してきてくれました。

皆の想いが、今の私の生きる活力です。
ありがとうございます

名付け

2009-09-28 11:04:31 | Weblog
昨日、両親が
名付けの用紙を買ってきてくれたので

8年ぶり?に筆を握りました。
私は昔から、毛筆の『墨』の香りやシーンと張り詰めた空気が好きで、背筋を伸ばし真剣な顔で半紙に向かう人を見るのが大好きでした。
憧れていたお姉さんの筆の運びや動きが綺麗でいつも見とれていました。
私も、あぁいう風になりたい!と
お習字の稽古に励んでいました。
少しは近づけたかな?

珠央にもお習字を習ってほしかったな。



珠央の名前は
珠のように美しく、まっすぐ素直に育ってくれますようにと願いを込めてつけました。
パールも本当は真珠と書きます。
私は『珠』という時が好きなんです
両親から貰った、真珠のピアスがきっかけなんですが数珠繋ぎに縁が繋がっていけば良いなという想いも込められています。

珠央は名前に『珠』が付くだけあってお数珠に縁がある子です。
じぃじ、ばぁばからも
ひぃじぃじ、ばぁばからもおぉばぁばからも
お数珠だけでもいくつ貰ったかな?



珠央の小さな小さな手に
ぴったりの小さなお数珠をしっかり手に握って
お空へ飛び立ったから
珠央は大丈夫だね。
珠央は強くて優しい良い子だから、頑張ろうね。
ママも頑張るよ。

時間

2009-09-27 11:07:18 | Weblog
日に日に身体は回復していくのに、私の手はお腹へと動いてしまいます。

珠央を産んだのに、
お腹に残る僅かな感覚を
探すように何度も触ってしまいます。

夢なら醒めてほしいと
何百回、何千回、何万回…繰り返し願っても
珠央は戻ってはきません。
どうして、私の命を奪ってくれなかったんだろう!!
珠央は、まだ産まれてもなかったのに…。
私の身体はどうなってもいいから珠央を助けてほしいと何度、声にならない声で叫んだんだろう…。
切り刻んでも、引きちぎってもいいから珠央を助けて


悔やんでも悔やみきれないやり場のない思いは
私を奈落の底へと落とし
生きる気力を奪いました。
でも、私にはやらなくてはいけない事があります。
珠央をしっかり供養して
いつか戻ってくる珠央の為に
生きて、健康になる事です。

小さな小さな珠央が私に
色んな事を教えてくれます。
命の儚さ、大切さ、愛しさ
だから、珠央の為にも私は生きます。
私を支えて下さる皆さんの為にも

ありがとうございます。
ありがとう珠央。

初七日

2009-09-26 11:34:32 | Weblog
時間が経つのは早いですね。
珠央が産まれて今日で
7日目を迎えました。

日に日に、お菓子やジュースに果物が増えて、珠央のお腹がパンクしてしまいそうです。ありがとうございます。

今日は家族でしっかりと
お経を上げてあげようと思います。



2009-09-25 05:33:32 | Weblog
昨日、退院後初めての受診日でした。
身体の回復は順調です。



分娩室へ運ばれていく私を見て
パパは…帰って来れなくなってしまうんじゃないかと肩を震わせ待っていたそうです。

お産は、とても早く分娩室へ入って30分程で珠央が産まれ、その後しばらくして部屋へと戻りました。

産みの苦しみも長引かないようスタッフの皆さんをはじめ、珠央も頑張ってくれたんだと感謝しています。
部屋へ戻りパパや家族の顔を見てホッとしたら気分も落ち着きました。



珠央を産んで少し時が過ぎて
生と死について考えるようになりました。
当たり前なのかもしれませんが
生と死は常に背中合わせにあって、とても近くて遠いものだと感じています。
珠央を近くに感じるのに…実際はとても遠くて…。

珠央は私のお腹に戻ってきます!!
天国へと登って、いつか必ず戻ってきます。

皆さんから頂いた『言霊』に導かれて戻ってきます。温かいメッセージをたくさんありがとうございました。



可愛い珠央、ママはずっとずっと珠央のママだからね。
いつか必ず!戻ってきてね
ママもパパも皆、珠央を待っているよ
珠央が大好きだよ

2009-09-23 17:42:32 | Weblog
気持ちが落ち着いてきたと思っていたのですが
身体と気持ちがバラバラに離れてしまっているだけのようです。

自分では冷静でいるつもりでしたが
悲しさや苦しさを感じるのに、どこか遠くに心を置いてきぼりにしているようで実感がないんです。
まるで霧の中に居るようで何も考えられないんです。
ただ
珠央が愛しい、珠央が可愛い。
でも悲しみも苦しみが遠くて感じないんです。
私は冷たい人間なのかもしれません。

珠央の棺が炉の中に入れられる瞬間、私もあの中に入って珠央と焼かれて一緒に逝けたらいいのにと、珠央を追いかけそうにもなったのに

今の私は何も感じれないんです。
涙もでない、やっぱり冷たい人間なのかもしれません。

普通に食べて、普通に家族と過ごし、普通に時が過ぎて行く中で、私1人取り残されているようです。

…妊娠して、珠央の心臓が止まって、緊急入院して、出産して、珠央を弔った事も本当はリアルな夢だったのかな?
何が現実か分かりません。
珠央のお骨箱を見る度、
現実なんだろうな…と
愛しい珠央、可愛い珠央
『珠央』は居たんだよね?
こんなママでごめん。
もう少し、時が経てばママもしっかり出来るかな?
ごめんね珠央、情けないママを許してね。

珠央

2009-09-23 12:08:11 | Weblog
少し、気持ちが落ち着いたので更新します。

21日の夕方、珠央と帰って来ました。
珠央は可愛いベビードレスで小さな小さな棺で帰りました。
一晩、家族全員で珠央を囲み一緒に過ごしました。
若いけど…おじチャン、おばチャンからお手紙やアンパンマンやドキンチャンのぬいぐるみやおやつを、じぃじ ばぁばからお守りを、ひぃじぃじ ばぁばからお数珠とミルクをパパとママからウサギのぬいぐるみと小鳥のぬいぐるみを
たくさんのお花を
まるでお姫様のように華やかに飾ってもらえて
私もパパもとても嬉しかったです。
珠央を見て皆が『可愛い、可愛い!』と言ってくれて珠央も私達も幸せです。

翌日、家族だけで火葬し、珠央を弔いました。



珠央の手は本当に小さくてて可愛くて、何度も何度も握りました。
珠央のほっぺたを何度も何度も撫でました。
珠央の足も小さくて何度も何度も触りました。
全てが愛しくて何度も何度も名前を呼んで何度も何度も触りました。
一緒に過ごせた時間は少なかったけど本当に珠央が私達の子供で幸せだよ。
ありがとう珠央。

2009-09-21 05:08:33 | Weblog
20日の午後5時24分
体重2540g 身長49cm で珠央は誕生しました。

誘発剤を使用し、分娩は自力で行いました。
36週6日でした。

身体の経過も順調で今日には退院出来る予定です。

血液検査、遺伝子検査の結果にも異常がなく
原因は不明との事でした。


夜、我が子を腕に抱く事が出来ました。
小さな小さな体をしっかりと抱き締めてあげる事が出来て本当に幸せです。
顔は、どちらかと言えば私に似ていると言われました。
手の形や爪はパパにそっくりでした。
小さな小さな体ですが腕に抱くとずっしりと重みがあり、まあるく開いたお口は今にも可愛い産声をあげてくれそうでした。

本当に可愛くて、母にもパパにも
『私からこんな可愛い子が出てきてくれたの?』と驚いてしまいました。
天使です。


珠央は天使だよ、可愛い可愛い天使だよ。
だから、天国で役目を終えて早くママのお腹に帰っておいで。
ママもパパもじぃじもばぁばも皆、珠央を待っているよ。
だから、お別れじゃないんだよ?
いってらっしゃい珠央。
お空までは遠いけど、珠央は強い子だから大丈夫。
ずっと見守っているからね。
大好きだよ珠央