かなり前にコメントして下さった方からルーンワード「
Bramble」を装備した毒アサに関するご質問を頂きました。
おまえ、質問に答えられるだけの知識はあるんかい!
というツッコミが来そうですが、とりあえず検証してみました。
あと、アマゾンが呼び出せるワルキューレの姉御の行動パターン考察もしてみました。
ちなみに
Bramble(RalOhmSurEth)の性能は次の通り。
+300 防御力
最大マナ 上昇5%
火炎耐性 +30%
+5%、最大冷気耐性を強化
毒物耐性 +100%
マナを回復させる15%
50%より速いヒットリカバリー
レベル13スピリット・オブ・バーブズ(33回分のチャージ)
+(25-50)、毒物スキルダメージ修正
+13 ライフ獲得(敵1体を殺すごとに)
装備すると、レベル(15-21)のソーンズ オーラを獲得
オーム、サーという二つの激レアルーンを使う割にはイマイチ使い道がよくわからないルーンワード。耐性も一番重要な稲妻耐性が付いていないし。キルライフが付いているから生存性は上がる・・・のかな?
まぁ、召還ネクロでソーンズオーラ+アイアンメイデン+スピリット・オブ・バーブズの3大ダメージ反射で骨戦士を殴りに来た敵を昇天させるのが目的なのかと邪推してみました。この3つの効果が重なるのかどうか知らないけど。
ちなみに、全部重なると仮定すると
Lv21ソーンズ:1050%返し
Lv10アイアンメイデン:425%返し
Lv13スピリット・オブ・バーブズ:290%返し
合計で1765%のダメージを敵に返すことになります。
もういっちょちなみに、ヘルAct5でやっかいな敵のフレ牛。

二刀流・二足歩行の牛みたいなヤツで、バーバリアンのスキルであるフレンジーを使ってくるイヤンな敵。
こいつのフレンジー時の平均物理ダメージが300位。+火炎ダメージが平均71位。
で、このダメージが前述の1765%返しになったとすると、300×(1765/100)=5295
・・・。
けこう、凄いね。
でも、実際にはコイツは物理レジストが66%設定されているので、3495になっちゃうけどね。
なお、敵のデータは
なんだかどうにもDiablo2のデータを使いました。レムルでは違う数値になっていると思われますし、記載されているデータ自体が違っている可能性もありますが。
おっと、話がそれました。
毒ダメージの話でしたね。
で、このルーンワード
Brambleでは、最大で毒スキルが+50%されます。
アサシンの毒スキルであるヴェノムはLv30で
725~745。これが1.5倍されるわけですから、ステータス上のダメージは
1087~1187位上乗せされるハズ。
おお!凄いやん!!
と、喜ぶのはまだ早い。
同じく毒ダメージを追求した鎧では、4穴鎧に毒ファセット×4があります。毒ファセットが全て「敵の毒耐性ー5%、毒スキル+5%」とすると、毒スキルのダメージは+20%なので
870~894になります。
んが、ここで効いてくるのが「敵の毒耐性マイナス」。
ここでモデルとして先ほどのフレ牛くんに再び出てもらいます。
この子の毒レジは33%に設定されていますので、先ほどのダメージを計算しなおすと・・・
Bramble:
1087~1187→728~748
毒ファセット×4:
870~894→756~777
単純な毒ダメージだと、毒ファセット×4の方が少しだけ高いんですよね。アサのヴェノムは属性ダメージとしては高くないので差は大きく無いのですが、これがシナジーを限界まで乗せたネクロのポイズンノバ@Lv30だと150ダメージくらい差が付きます。
単純な毒ダメージ追求ということであれば、毒ファセット×4の方が良い、ということになりますね。でも、その程度の差であれば他の性能でカバー・・・できそうにないなぁ。性能がアレなルーンワードだし。
やっぱり毒ネクロ向きなのかなぁ。ポイズンノバを敵陣内で詠唱するなら、+300の防御力も嬉しい感じがするし。逆に格闘アサとしては、もうちょっと高い防御力が欲しいところだし。
オマケとして、毒スキルダメージ修正の効果を持っているアイテムは毒ファセットとBramble、トラン籠手だけです。ユニークワンドの
デスズ・ウェブ(Deaths's Web)はネクロの毒スキル修正だけ。敵の耐性低下-40~50%って凄いけどね。
火炎・冷気・稲妻のスキルダメージ修正が付いたアイテムは多いのにな~。やっぱり、毒は嫌われモノなのかしらん。
さて。
話は変わって、ワルキューレの姉御。
私は1.10からディアブロを始めたのでわからないのですが、聞いた話によると1.09よりも微妙にチキンになったとか。
SKYNETさんのコメントにあるとおり、姉御・兄貴をすり抜けた敵を姉御に任せようと移動すると、何故か姉御が逃げるような動きをすることがあります。
私はエニグマのテレポートで逃げちゃうので、あまり経験したことは無いのですが・・・。
これ、おそらく姉御の行動パターンのアルゴリズムが変更になったのでしょうね。
姉御の動きを観察していると、基本的にACT2傭兵の兄貴と同じような動きをします。
ですが、基本動作が「歩き」で設定されているので、プレーヤーがちょっと離れるとプレーヤーを追いかけるように動くようです。この辺は兄貴も同じなのですが、姉御の方がよりプレーヤーに近くなるように設定されている感じがします。
ですから、弓尼の場合は敵が接近してきたら全力で後退するのが得策かと。姉御に敵を誘導するよりも、全力後退が一番良いと思います。現実世界の戦闘のプロも、不利な状況になったらサッサと後退して自分の有利な場所で立て直すそうですから。
ちなみに、私のストレイフ弓尼は、ヘルACT5@8人モード進行は諦めました。つーか、一人でヘルACT5@8人モードをスイスイ進めるのって、WW馬場くらいなんじゃないかな・・・。