
この何年か私と親友の間で恒例となった季節外れの花火大会。
今年も2人で出掛けた。
1年があっという間だって、
この季節外れの花火大会に教えられる。
去年の今頃「嫁」だった私が、
今年は「姑」になっていた。
そして40代だった私が今年は50代になった。
病気ブログで仲良しだった友達は、
去年は闘病中だったのに今は空へ。
「ねぇ、そこから見る花火はどう?」
「特等席だよ!最高~!」 満足げな彼女の顏が浮かぶ。
「いいなぁ~私も特等席がいいなぁ~」
「あはは、まだまだ駄目だよ!ここは私の場所だから。」彼女が笑いながら言う。きっと、彼女は、そう言うだろう・・・。
だから、私は苦笑いしながら、親友の隣で夜空に咲く花を見上げる。
40代だった頃、
年を重ねるごとに深みを増す
「ワイン」みたいに年齢を重ねていくんだ!
深みのある味ぶかい女性(人間)になる。
そう意気込んでいた。
間違えても「干しぶどう」にはならないように~なんて。。。
ところが、年数を重ねるごとに深みと味を増すワインになるのは、
なかなか難しいのだと既に思い知らせている(苦笑)
それでもジタバタともがきながら熟成されたワインになれないもんかと毎日それなりに格闘しながら過ごしている。
来年の私は、どうなってるんだろう?
でも、何より嬉しかったのは今年も
季節外れの花火大会を露店で買った
「広島焼き」と「みたらしだんご」を
「おいしいね。」て食べながら
「わぁ~綺麗!」って
無邪気に笑いながら季節外れの花火を親友と2人並んで見れたこと。
今年も残すところ3か月をきった。
1年ほんとうに早いな。
そうそう、特等席の彼女に
先日、初孫が産まれた。
きっと、花火以上に彼女は



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