オザワstyle™

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Beyond

2013年07月28日 | ブルー™

スバリストにとってこの

BRZ

というクルマはどのように見えるのか?

トヨタとの協業によって生まれたこのクルマは

「作りたかったクルマなのか?」

「作らされたクルマなのか?」

 

インプレッサWRXSTi一筋の俺にとって

「FR」

というパッケージに

少なからず違和感がある。

そして

「86」復活

という企画物的なイメージがとどめをさし

第一印象は後者。

AWDじゃなきゃね( *`ω´) 

 

それから約1年半

最近のSTiモデルになかなか興味がわかないため

ふと乗ってみようと思い立ち試乗してきました。

試乗に際し、希望した点は

「一番重いグレード」

理由は軽快さが長所の車だからこそ

重いクルマで動きを確かめたかった。

そして用意していただいた車は

BRZ S 6MT

 (エアロパッケージ+レザー&アルカンターラパッケージ)

 

外観はトヨタにデザインしてもらってホント良かったと思う。

 

インタークーラー付きのクルマを見慣れているせいか

とてもスッキリしたエンジンルーム。

エンジンが低く後方に搭載されていることがよくわかる。

 

このグレードに装着されている17インチホイール

 

タイヤはミシュランのプライマシーHP 215/45R-17

 

86と比べ大人しい感じのメーターパネル

シンプルな割にいろんな情報が見やすかった。

 

 一部で質感が悪いと言われている空調系パネル。

確かにプラスチック感が主張してますが、

個人的には良く出来てると思います。

 

さて、実際に乗ってみた感想ですが、

 

市街地~ワインディング~高速を200km

すべてのシチュエーションでドライとウエット。

エンジンについては全域フラットな特性で乗りやすく

ずっとエアコンをつけての走行だったが、

低速で力不足を感じることもなかった。

燃費はトータルでリッター12km弱。

なかなかの高燃費。

 

ハンドリングについては初めてのFRということもあり

オーバーステア気味になるのではと緊張した。

しかし、いざハイスピードで走ってみると

AWDではないかと思うくらい

ニュートラルに曲がり驚いた。

パワーと車重とタイヤ

これらの性能からは想像できないくらい

安心して速く楽しく走ることができた。

走らせた印象はGC8に近いものがあります。

トータルバランスがすごくいいクルマだと感じましたが

唯一ブレーキ性能だけはもう少しあったほうがいいですね。

 

 

シンメトリカルAWDがすべてのシチュエーションにおいて最高だと思っていましたが、

もっと低重心でバランスを突き詰めてパッケージングすると

これくらいのパワー・車重・タイヤの性能で

乗り心地を損なわず、速くて楽しいクルマが出来ることに驚きました。

水平対向エンジンの優位性をこのような形で実現出来たという意味では、

トヨタとの協業がなければ生まれなかったと感じることができ試乗した甲斐がありました。

このパッケージングでAWDは不可能ですが、

このクルマ作りで得た物が

次のWRXに活かされるのではないかと思うと

とても楽しみです。


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