行ってきました【富士山】へ・・・初めての富士登山！ （№３）

この富士山はイメージです。（冬）

・・・第２弾からの続きです。

山頂では遮る物がないため風が強く、日本一の高さなので気圧と気温が
低いのですが、太陽が近いため日差しはかなり強いです。
さて出だしが遅かった私たちは、暗くなる前に五合目まで下りたかったので
早々に下山することにしました。



下山道は登りと違って急な岩場ではなく、山頂まで物資を運ぶブルドーザーが
通る道を下ります。
ブルドーザーが通るため平らにならされていますが、砂利と火山灰なので
砂利が靴の中に入らないようにスパッツをつけ、砂ぼこりを吸い込まない
ようにマスクを着用しました。


下り始めは鼻歌まじりで冗談等会話を交わしながら下りていったのですが
だんだん脚に負担がかかるようになりました。
写真ではわかりづらいかもしれませんが、平らにならしてあるとはいえ
スキー場の中級コース位の斜面を歩いて下りるのを想像してください。
溶岩や火山灰の砂利道は足元が不安定で気を抜くとズルッと転びます。
転ばないようにと慎重に行くと妙に脚に力が入ってものすごい負担です。




そして脚の負担だけでなく、下りは本八合目に山小屋があるだけで、売店も
トイレも休憩するところも途中にはありません。
それから景色もほとんど変わらずにジグザグジグザグ急斜面の砂利道を
折り返し折り返し下りていくのが永遠に続く感じです。



ガイドブックには、下山は「砂走り」で勢いよくダーッと下りるので楽です。
と書いてあるものもあれば、体験記では下りは単調で膝に負担がかかるので
登りよりも辛かった。というのもありました。
私の場合は後者の単調で辛かったというのが実感です。
転ばないようにバランスを取りながら急斜面を下りるのが永遠と続くのは
本当にウンザリしました。



写真では色の薄いところが下山道で、九十九折りが果てしなく続いています。
見える景色もほとんど変わらず、歩いても歩いても目標となるものもないし
次第に膝が痛くなるし、登りより数段の辛さを味わいました。



予定よりかなりかかって七合目トイレに到着。もう膝はガタガタです。
サポートタイツをはいていたのですがテーピングやサポーターを用意すれば
よかったかなと思いました。

六合目以降は急なところはなかったのですが膝痛でかなり苦戦しました。
トレッキングストックをつきながらお爺さんのように歩いて五合目に
着くころには夕方になってしまいました。

その日は山中湖泊まりです。
夕食の時間を過ぎていましたが無理を言って先にお風呂に入らせてもらいました。
なにしろ登山でたくさん汗をかいているうえに一日お風呂に入っていないので
お風呂がとっても気持ちよかったです。



夕食はステーキ付きです。食事はこの宿のウリだったのでココに決めました。
富士山ではろくな食事がとれないと思い、宿泊費が安く食事が豪華なことを
条件に決めました。

そして食事のとき飲んだビールの酔いと登山の疲れですぐ眠りにつきました。



これは次の日の朝の朝食です。２食付６千円ですから安いと思います。



帰り道に山中湖を一周しました。この日はロックフェスをやっていてかなり
渋滞していました。



そして昨夜のお風呂は沸かし湯で温泉ではなかったので、立ち寄り温泉の
紅富士の湯に入りました。
温泉は本当に気持ちよかったです。当日下山した客も大勢入っていました。



次に釣り好きなので、忍野の水族館へ。山中湖にいる魚などたくさんの淡水魚を
見ることができました。



次は河口湖に行き、鉱物に興味のあるＫ氏の希望で河口湖宝石博物館へ。
たくさんの宝石を見て、自分のお土産にパワーストーンを買いました。

そして中央道に乗り自宅へと向かいました。