症状が現れたのは6月16日の恐羅漢から。
通常、ジオグラフィカというスマホアプリで、山行の軌跡をGPSデータで取得し、「GPXエクスポート」でアイフォンのGMAILから、自分あてにメールを送る。
送信後パソコンのGMAILで自分あてのメールを開き、GPSデータをダウンロードする。それをダブルクリックすると、あらかじめパソコンにインストールしてある、カシミール3Dというソフトで、それを開くことができる。
所が、16日の恐羅漢のデータを、ダウンロードして開こうとすると、カシミールが途中まで開きかけてシャットダウンしてしまう。
18日の東郷山のデータもだめ。対策として一応、ジオグラフィカを再インストールし、カシミール3Dも再インストールする。その後家の周りをまわってGPSデータを取得し、いつものようにしてみると、カシミールがやはりシャットダウンする。
そこで、東郷山のデータを、同行の方から送っていただき、開いてみるとちゃんとカシミール3Dで開くことができた。これはどうも、原因は最近行われたアイフォンのアップデートにあるようだ。
困った困ったと、仲間内にメールを送ると、Iさんが早速教えてくれた。
「この件ですが、私も6/16の伊吹山データがカシミールでエラーになります。スマホはiphoneです。
ドロップボックスで送ってもメールで送ってもダメです。」
「ネットに情報ありました。ジオグラフィカの掲示板です。
私の伊吹山GPXデータをメモ帳で開き修正したらカシミール3Dで読み込めました。
(以下ジオグラフィカの掲示板より)
GPXファイルをメモ帳などで開いて、最初に方にある「carrier="--"」というのを削ってください。それで読めるようになります。
多分iOSがアップデートされたときの影響だと思いますが、通信キャリアを取得したときの名前が--になってしまうみたいです。ジオグラフィカはGPXファイルに通信キャリア名を入れるようになってますが、この「carrier="--"」の部分をカシミールが処理できないようです。
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具体的に言うと、以下16日のデータ冒頭部分。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<gpx xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance" xmlns="http://www.topografix.com/GPX/1/0" xsi:schemaLocation="http://www.topografix.com/GPX/1/1 http://www.topografix.com/GPX/1/1/gpx.xsd" creator="Geographica - http://geographica.biz/" appVersion="227" device="iPhone 8 Plus" ios="16.5" carrier="--">
こちらが、シャットダウンする以前、6月13日のもの
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<gpx xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance" xmlns="http://www.topografix.com/GPX/1/0" xsi:schemaLocation="http://www.topografix.com/GPX/1/1 http://www.topografix.com/GPX/1/1/gpx.xsd" creator="Geographica - http://geographica.biz/" appVersion="223" device="iPhone 8 Plus" ios="16.4.1" carrier="ドコモ">
<trk>
アイフォンのバージョンが、"16.4.1"から"16.5"にアップデートして「ドコモ」の文字が表示されなくなったのが原因。
いずれにしても、削除すれば問題なく使えるので、Iさんありがとうございました。
さて、スマホアプリのジオグラフィカと、パソコンソフトのカシミール3D、なんでこんなややこしいことをしているのか?
YAMAPもヤマレコも月額780円。年金暮らしの年寄りには少しでも安い方が良い。ジオグラフィカは一回だけで980円。カシミール3Dは無料版だが、地理院地図は自由に使えるし、高度データの入った地図は、図書館から本を借りてダウンロードして、使用には不自由しない。まあ単にケチなだけなんですが(笑)。
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