広島の山歩き(日記)

主に、広島の山を歩いています。
山のカテゴリーは「ひろしま百山」に準じています。

2012年12月24日・白木山・桧尾根を下る

2012年12月24日 | 白木山

大山を歩いた後、筋肉痛が取れるのにまるまる5日掛かった。
まだまだ鍛えようが足らないようだ。師匠には週3回登れといわれたが、やれやれ。
しかし、そろそろどこかに行かないと次がしんどい。
粉雪交じりだが、二週間前に登った白木山にした。今回は、正面コースを登り、水場から桧尾根コースで下山することにした。
登山口を10時7分。

3合目を10時45分。
5合目は11時2分。
7合目を過ぎた辺りから、段々滑りやすくなってきた。
水場に付いたのが11時26分。相変わらず水は凍って出ていない。
山頂に着いたのが11時55分。今日は山頂まで1時間48分だった。
2週間前が1時間56分だったのは、今日より雪が多かったせいか?。
今日は、さすがに祝日なので人が多く、10人くらいの登山者とすれ違った。
山頂の温度は零度。前回の1度5分より低い。

避難小屋に入るも、今日は誰もいない。
一人で食事をしていると、雪を一杯かぶった人が入ってきた。
雪がひどくなったのですか、と聞くと、直登コースを登ってきたとの事。
桧尾根の左側の沢筋をそのまま直登するコースだ。テープもあったので、結構迷わずに登れたらしい。
所用時間は2時間半。機会があれば行ってみたいと思っていたコースだ。
今日はラーメンも作らないので、休憩19分で下山開始。
道は結構滑りやすくなっており、ダブルストックでゆるゆると下り始める。下から12本爪のアイゼンをつけて登ってこられる方がいた。
やっぱりアイゼンですよね、と話しかけたら、いやあ、アイゼンをつける機会が無いので練習ですよ、とのこと。
水場に着いたが、ここから左の正面コースを下りずに、そのまま真っ直ぐ尾根を下る。荒れていないので歩きやすい道だ。
5分も下ると、道は2分する。左は正面に戻る道、そのまま真っ直ぐ尾根を下る。

どんどん下っていくが、傾斜もどんどん急になる。
かなりきつい下りで、砥石郷山から田代に下る急斜面に近いが、あそこより距離が短いので助かる。
水場から30分くらい歩くと、尾根道は終わり、ここから掘れた廃道になる。13時5分。
この尾根の上にある掘れた道は、傾斜が急な上、枯葉が10cm以上重なっていて、まあ歩きにくいことこの上ない。
初めて歩いたときは、ストックを持っていなかったので、何回も滑った。
今回も、膝が悪いせいもあるが、ダブルストックにもかかわらず3回も滑った。
写真は、掘れた道の入り口。

この歩きにくい、掘れた道も25分で終わり、沢の音が聞こえ始める。ここから岩の斜面を下るようになる。13時30分。
写真は、ここにロープが掛けられているのが分かる。

ここから5分で沢を右岸に渡るが、この5分の間がこのコースで一番分かりにくい。
上から降りるときは何とかなるが、下から登るときは迷いやすいところだ。
沢を渡ると2分で、4コースの合流点に着く。
椿谷コース、バリエーションコース、桧尾根コース、直登コース。

ここからは水平道に近くなり歩きやすい。2分で左岸から右岸に渡る丸太橋。

さらに4分で、右岸から左岸に渡り返す。

ここから14分で、正面コースの登山口に着く。

今日のようにあまり人の歩かないマイナーな道を一人で歩くと、緊張する。何かあると、発見されるのが遅くなるからだ。
今日の下りは、特に、慎重に慎重に歩いた。下山、13時57分。

今日宮島で女性が一人遭難したようだ。電話があったのが、遅い時間帯だったらしく、いったんは捜索に入ったようだが、今日の捜索は打ち切られたらしい。宮島で遭難とは恐らく道迷いだろうが、どこに迷い込んだのだろうか。無事であることを祈る。

今日のGPS軌跡。樹林帯なので、GPSデータが取れなかったところは直線に近い。
これで見ると、4コースの合流点は、標高270mくらいだ。


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