妄想ではない駅のホームにて

今日はクリスマス・イブ。

去年ここでクリスマスは「平和を祈る日にしよう！」と呼び掛けた身としては、今年は大きな紛争こそなかったものの、
北朝鮮のミサイル発射とか、中国や韓国との関係が領土問題でギクシャクしたりと、心配な出来事もあった一年でした。

世界に目を向ければ、内戦状態にあったり、テロの恐怖は依然としてなくなってはいないので、
来年こそは争いのない、平和な年になる事を願って止みません！

そしてクリスマスソングと言えば、避けて通れないのが「山下達郎」の名曲“クリスマス・イブ”。
なんと今年で27年連続オリコンチャートのトップ100にランクインしたという、クリスマスには欠かせない定番中の定番です。

この曲もともとは“東海道新幹線”のCMソングでしたよね？

当時15歳だった「深津絵里」さんが出演していた“遠距離恋愛”をテーマにしたCMで、
駅のホームで恋人が乗っている電車を待つシーンが印象に残っています。

ボクは遠距離恋愛の経験こそありませんが、このCMから連想する忘れられない場面が！
あれは井の頭線の“明大前”の駅のホームでしたね。

大学生の頃付き合っていた彼女と、いつも渋谷で会って、帰りは電車で明大前まで送っていくのが習慣になってました。
明大前で乗り換えの電車を待つ間、別れがたい二人は会話も途切れがちになり・・・、みたいな！

そんな頃があったなんて今では嘘みたいですが、これは妄想ではありません・・・。
若かりし日の思い出に浸りながら、この曲を聴いている48歳です。

Merry X'mas！

Shin

https://www.youtube.com/watch?v=ZGu7SGxNWyo&feature=player_detailpage

天国と地獄を味わった男

しかし今年の冬は寒いですね～。泊まりの勤務には応えます・・・。

そこで今年の冬の名曲シリーズ第2弾は、「globe」の“DEPARTURES”を。
90年代の日本の音楽シーンを席捲した“小室ファミリー”を代表する曲ですが、今やT-小室の妻となったKEIKOさんのボーカルがいいですね！

“どこまでも限りなく 降り積もる雪とあなたへの想い”
のサビを聴いただけで、頭の中に美しい白い雪の情景が広がります。

T-小室と言えば、もともとは1989年に「TM NETWORK」でデビュー。
シンセサイザーやコンピューターを駆使したサウンドで人気となりました。

その後安室ちゃんをはじめ、篠原涼子、TRFからダウンタウンの浜ちゃんにまで曲を提供し、プロデューサーとして頂点を極めた彼。
絶頂期には長者番付の常連となり、いったいいくら稼げば気が済むの？っていうくらいでした。

しかし良い事ばかりは続かないもので、ヒット曲が出なくなった途端に5億円の詐欺事件が発覚。
まさに天国と地獄を味わった彼の人生ですが、最近またテレビでも見かける様になったのは良かったですね！

才能のある所に人が群がり、落ち目と見るや離れていってしまうのは世の常ですが、
苦しい時に支えてくれた嫁のためにも、これからはじっくりと良い曲を作ってほしいと思います！

Shin

https://www.youtube.com/watch?v=5WlMAuWTyLM&feature=player_detailpage

子供の頃のささやかな幸せ

そう言えば、「ダウンタウン」が司会をやっていた音楽バラエティ“HEY!HEY!HEY!”が、今週で終わっちゃいましたね。

始まった時はダウンタウンが音楽番組？ってちょっと違和感がありましたが、
普段はなかなか聞けないアーティストの本音トークがあったりして、特に最初の頃はずいぶん楽しませてもらいました。

最近はバラエティの要素が強くなりすぎて、迷走してるなぁ～とは思ってましたが。
18年続いたそうですが、音楽番組がまたひとつ消えてしまうのはファンとしては寂しいですね。

最終回の放送で、松ちゃんが作詞をしてマッキーが作曲をした“チキンライス”を最後に歌ってましたが、
ダウンタウンと同世代のボクとしては、この曲メチャクチャ共感できますね～。

子供の頃、ボクも親に時々デパートに連れてってもらう事があって、そんな時のお昼は決まってデパートの食堂。
やっぱり毎回チキンライス食べてましたね！

チキンライスが大好きだったっていうのもあるんですが、今思えば歌詞にもある通り、
ハンバーグやオムライスはちょっと贅沢な気がして、子供ながらに遠慮してたのかもしれません。

今では地元の金沢でも郊外にショッピングセンターがたくさんできて、家族でデパートに行くなんて習慣はなくなってるけどね。
そんな豊かとは言えなかった時代の、ちょっとした幸せを思い出させてくれる、なかなか味わい深い曲です。

今でも時々食べたくなって自分で作りますね～、チキンライス。
今年のクリスマスはチキンライス！って言ったら、家族に怒られるかな？

Shin

https://www.youtube.com/watch?v=MicHnvp46Qk&feature=player_detailpage

がんばった大賞2012

今年もあと2週間を切り、テレビや新聞では1年を振り返る番組や記事が目立つ様になってきました。
そこでボクもせっかく1年間ブログを綴ってきたので、超！個人的な今年の“ベスト3”を決定したいと思います。

1．スポーツ部門：　錦織圭、香川真司、五輪日本代表

テニスの錦織クンが頑張りましたね！来年はトップ10入りと四大大会での優勝を期待してます。
サッカーでは香川が名門“マンチェスター・ユナイテッド”に移籍。ケガがあって今は試合に出ていませんが、これからが勝負ですね。
そして何と言っても今年はオリンピック！ひとつだけ選ぶのは難しいので、日本代表全員という事で。

2．音楽部門　：僕と花（サカナクション）、ワイルドアットハート（嵐）、輝く月のように（Superfly）

他にも良い曲がいっぱいあって選ぶのは難しいんですが、今年その良さを知ったアーティストという事でサカナクションとSuperflyを。
そして嵐の“ワイルドアットハート”は、やっぱり元気が出ますね！

3．映画部門：Always 三丁目の夕日'64、最強のふたり、人生の特等席

“三丁目の夕日”は安定してますね～。シリーズ最高の出来と言ってもいいぐらいでした。
そして洋画の2作品は完全に個人的な趣味です。映画ほど人によって好みが分かれるものもないかもね。

4．TVドラマ部門：最後から2番目の恋、家族のうた、遅咲きのヒマワリ

今年も良いドラマがいろいろありましたが、“最後から2番目の恋”は笑えました！
ロックな生き方をテーマにした“家族のうた”は視聴率低迷で打ち切りにはなりましたが、チャレンジングで個人的には最高！でしたね。
まだ終わってませんが、“遅咲きのヒマワリ”はとっても良いと思います。一生青春でありたい！と思わせてくれる作品です。

という訳で独断と偏見に満ち満ちた評価をしてみましたが、皆さんもそれぞれの今年のベスト、振り返ってみませんか？

Shin

レトロな街“東京”

選挙はやっぱり事前に伝えられてた通り、自民党の圧勝でしたね。
一度総理大臣を投げ出した阿部さんで本当にいいのか？という気もしますが、これも国民が選んだ結果。

日本の政治のトップとしての“再チャレンジ”を、厳しく見守っていきたいと思います。
ところで皆さんは投票には行きましたか？

ボクはおととい久しぶりにドラマの撮影があったんですが、帰りに投票所に寄ってきました。
今回の撮影は、芸能人を追い掛ける記者の役。

テストの段階で「動きが遅い！」とか、「もっとリアルに写真を撮っている感じで」とか、
結構“ダメ出し”をされてしまい、「演技ってやっぱり難しい！」って思っちゃいました。

都内での撮影だったので、電車での帰り道に改装された東京駅を見てきました。
東京大空襲で焼けてしまった赤レンガ造りの駅舎が、当時に近い形に復元されたもの。

東京と言えば、新しいビルばっかりで殺伐としたイメージがあるので、
玄関口である東京駅が、歴史を感じられるレトロ調の建物っていうのもいいですね。

そういうボクも今でこそ都会人のフリをしてますが、初めて東京に出てきた時はビビりましたね～。

山手線はどっちに乗ればいいのかわからなくて、何本も電車を見送ってたし、
よく言う渋谷のスクランブル交差点は、あまりの人の多さに圧倒されてしばらく渡れなかったし・・・。

そんな東京をタイトルにした歌は数多くありますが、レトロという意味でも「マイペース」というフォーク・グループの“東京”を。
1974年リリースの古い曲ですが、初めて上京した時の気持ちが甦りますね！

Shin

http://www.youtube.com/watch?v=grbKGjBvaRo&feature=player_detailpage