札幌雪まつり、小樽雪明りの路
札幌滞在も最終日となりました。
この時期ならではのイベントを楽しんだ後に思わぬアクシデントに見舞われました。
東京は40年ぶりという大雪で交通の大動脈が大混乱してるニュースが飛び込み
羽田空港は滑走路が使えないとのこと。
帰りの飛行機が欠航になること間違いなしの予想で夫と二人旅の夫の方は
仕事の為どうしても帰らなければならず、飛行機を捨てて、列車で帰ることになった。
一足先に帰ってもらうことになり、札幌駅でさようなら
私は欠航になっても「ツアーデスクで延泊、キャンセル待ちの飛行機の手配をする」
を頼りにもう少し見て回り居残った。
夕方まで欠航の情報はなく千歳に向かった。
18時の飛行機は飛ぶからと搭乗券も出て搭乗口でアナウンスを待っていた。
他の便は軒並み欠航なのに本当に飛ぶのかしらと不安に思いながらです。
飛んだら奇跡だねと周りの人たちと話した。
と思ったら(欠航になりました)だと!搭乗口では「え~~~!、あああああああ!」
の大合唱、どうするのーーーー!
雪まつりの為宿や飛行機はキャンセル待ちなど取れるはずもなく
帰れるのは2日後以降になるとのこと。
札幌のお友達ご夫妻に藁をもすがる思いで一泊何とか宿を探してもらい
札幌に戻り、明日夫と同じ道を辿り列車で帰ることにし、飛行機を放棄した。
幸い列車乗り継ぎながら東京行きの特急券、乗車券を手にすることが出来て
明日は帰れる、10時間の列車の旅ですが、乗っていれば必ず東京に着くと、
そして足が地についている安心感が頭を巡りました。
しかしここまで究極の選択をしたが途中、雪の為新幹線に閉じ込められるのではないか、
2日間待っても飛行機の方が良ったのではないかとなど堂々巡りの末、なるようにしか
ならないと決め朝列車に乗り込んだ。
10時間の長旅になりましたが乗客は皆、同じ思いで東京に向かっている人たちばかりで
知らない者同士、仲間意識が芽生え、譲り合い、皆さん親切で困ることもなく、列車が
遅れることもなく定刻に東京駅に到着しました。あたりは札幌と同じ雪景色、
歩くのは雪道の装備もしているのではちょこっと自信あるぞとばかり足取りも軽くなり
無事帰宅できました。
もっとひどい目に合われている方もいる中で後で考えたらよい選択であったんだなー
と不幸中の幸いを思い、忘れられない旅になりました。
お友達ご夫妻の御恩は一生忘れません。
ありがとうございました。
最後に先に帰った夫は新幹線が3時間遅れで東京駅に夜中の1時過ぎに到着して
家までタクシー使って帰宅、ちょっと大変であったそうです。
お互いにお疲れ====
さっぽろ雪まつり すすきの会場
地下鉄「すすきの」駅前通りでは「第34回すすきの氷の祭典」
が開かれていました。
毎年ホテルや飲食店の調理師さんたちが腕を競って趣向を凝らして
彫り上げているそうです。コンテストにもなっていました。
昼間はまわりの建物や看板が気になって見栄えがもう一つ、
夜はきっと綺麗なことでしょう。
手前の広告入りのバリアも何とかしてほしいなー!
せっかくの彫刻を半分しか楽しめない感じです。
魚を閉じ込めた氷のブロックは良かった!
(スライドショー下のテロップの右の☒マークをクリックして拡大してご覧ください)
念願の第65回さっぽろ雪祭りに出かけた。
雪像・・・大5基、中7基、小96基 計108基
氷像・・・6基
高さ18mもの大雪像は圧巻です。
学生さん達の雪像制作集団、札幌市大雪像制作集団、
陸上自衛隊各隊が「さっぽろ雪まつり協力団」を組み、制作
大雪像になると5トントラック450台分の雪、延べ3,800人
で約1か月かけての制作だそうです。