いもとようこ作・絵 金の星社
突然の別れ… 悲しみ…
その想いを伝えるために
今日も誰かが電話をかけます。
もう会えなくなった人に電話をかけて自分の想いを伝えるために…。
ある日その電話からベルの音が・・・?
電話線がつながれてないのに?
東日本大震災の時に
岩手県大槌町の佐々木格さんが自宅の庭に
『風の電話ボックス』を置いたそうです。
ひとりきりになって電話がかけられるように…。
そして電話線はつながっていないそうです。
このお話はこの「風の電話」をもとに作られたものです。
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