上司が居なくなった。
出張してるとか、仕事してないとか、そういう比喩ではない。
ぶっちゃけ、彼は恐ろしく仕事をしていなかった。
いわゆるプレイングマネージャーであったが、恐ろしくプレーヤーとしての才能がなかった。
いや、ホントのところは才能があったかなかったかはわからない。
彼は、「何もしなかった」から。
たまに、なにかの拍子で、ごくわずかな成果は上げたが、客観的に見て(というか数字ででるけど)平均の1/5もない。
彼はマネージャーだからという免罪符はあった。
ただ、彼が担当している案件は、実は結構多かった。「その維持だけ」に相当の費用が充てられていた。
なにもせず、維持費用だけが垂れ流しの状態。
まともならプレーヤーなら、「維持」を切る。
しかし、彼は「何もしかった」。
垂れ流し。
「切る」のは実際にはかなり手間がかかるから。
その手間を惜しんで、維持していたのだ。
普通は維持には上司の許可がいるが、本人が上司だから(笑)
自分のだけは独断で「維持」。
たまりにたまって、そいつの案件の維持だけで、費用が部署の予算全体の2/3に達したらしい。
おそるべし。
もちろん、部下の仕事状況も、把握できないというか、部下から説明されても個々の案件の意味がわからなかったようだ。
結果的にほったらかしで、他部署の折衝や取引先との面談にも出てこなかった。
常に取引している知り合いとかには、無関係でも出てくるという始末。
出張も、特定の場所に良く行きたがった。
ついに、バレたらしい。
誰かがちくったのか。
まぁ、そうだろうなぁ。
仕事しないから、結果的に敵をつくっちゃうんだよな。
正確には、スケープゴートというか、
「あいつ、全然仕事しないけど部署の成績がまともだから、部下に食わせてもらってるみたいなもんだよ。」
「年齢だけで上に上がっちゃった典型的な例」
みたいな。
実際、そう言われているのを何度か目撃?というか、耳にしている。
結局、部とも呼べないような、10人ほどの部署の部長がいなくなった。
課にはわかれておらず、したがって課長はいないといういびつな構造であった。
というわけで部長の一個下がいきなりわたしともうひとりなわけだが。
組織的には本来は課なんだけど、年齢がアレなんで、部長にしとくかという、なんというか果てしなく旧日本的な理由でいびつになっちゃったみたいだ。
まぁ、彼の経歴はすばらしいからな。
東大出て、ソ○ーを中途退職して転職、だからな。
彼がこっちに来て何年間かして部長になった時、みんなソ○ーのノウハウを、とかちらっと期待したんじゃなかろうか。
まぁ、飛ばされるのをよしとせず、やめたのは再就職のアテがあったからか?
居なくなって一カ月ぐらいで新しい職場から挨拶メールだけは来た。
自分も知っているところで、一年ごとの有期雇用らしいけど、給料自体はそれまでと同等のようだ。
きっと、うちのノウハウとか、ソ○ーの実力とかを期待されて雇われたんだろうけど…
そいつの言うこと聞いてたら誰も仕事しなくなるぞ(笑)
7月に組織かえして、他の部と一緒になって、そこに新たに課長か次長をつけるからそれまで部長なしで、2人を仮にトップとして凌げ、ですと。
一応、それまでは副社長が部長職を兼ねる、と。
まぁ、そりゃいいんだけど、たまりにたまってた、無駄に維持してた分を切る作業が残った者に重くのしかかる。
上述したように、「切る」のはそれなりに大仕事なのだ。
個々人の担当分でも、それなりにキツイのに、そのまま上に乗っけられると、、、正直、つらい。
土日もほとんどの面子がそろっている。
とりあえず、本年度の前半までに、2/3を占めていた費用を半分にすることを目標にする。できるかなぁ?
上のほうは、そいつが、いなくなれば自動的に支出が1/3になるって感じに理解してるみたいなんだけど…。
ちなみに、まぁ最後ぐらいは快く、見送ってやろうかと思ってたのに、備品のノートパソコンを持っていこうとしてるのが発覚して最後の最後に大ゲンカになった(笑)
そういうドロボーみたいな真似するから、切られるんだっつーのに。
後から判明したが、部署の金で、自宅にウイルコムのホームアンテナとかまで設定してたらしい。
…会計をしてもらってるのは契約社員だからなぁ、、、部長にやれと言われれば従うしかなかったんだと。
まぁ、そいうことしてればチクるやつも出てくるか。
出張してるとか、仕事してないとか、そういう比喩ではない。
ぶっちゃけ、彼は恐ろしく仕事をしていなかった。
いわゆるプレイングマネージャーであったが、恐ろしくプレーヤーとしての才能がなかった。
いや、ホントのところは才能があったかなかったかはわからない。
彼は、「何もしなかった」から。
たまに、なにかの拍子で、ごくわずかな成果は上げたが、客観的に見て(というか数字ででるけど)平均の1/5もない。
彼はマネージャーだからという免罪符はあった。
ただ、彼が担当している案件は、実は結構多かった。「その維持だけ」に相当の費用が充てられていた。
なにもせず、維持費用だけが垂れ流しの状態。
まともならプレーヤーなら、「維持」を切る。
しかし、彼は「何もしかった」。
垂れ流し。
「切る」のは実際にはかなり手間がかかるから。
その手間を惜しんで、維持していたのだ。
普通は維持には上司の許可がいるが、本人が上司だから(笑)
自分のだけは独断で「維持」。
たまりにたまって、そいつの案件の維持だけで、費用が部署の予算全体の2/3に達したらしい。
おそるべし。
もちろん、部下の仕事状況も、把握できないというか、部下から説明されても個々の案件の意味がわからなかったようだ。
結果的にほったらかしで、他部署の折衝や取引先との面談にも出てこなかった。
常に取引している知り合いとかには、無関係でも出てくるという始末。
出張も、特定の場所に良く行きたがった。
ついに、バレたらしい。
誰かがちくったのか。
まぁ、そうだろうなぁ。
仕事しないから、結果的に敵をつくっちゃうんだよな。
正確には、スケープゴートというか、
「あいつ、全然仕事しないけど部署の成績がまともだから、部下に食わせてもらってるみたいなもんだよ。」
「年齢だけで上に上がっちゃった典型的な例」
みたいな。
実際、そう言われているのを何度か目撃?というか、耳にしている。
結局、部とも呼べないような、10人ほどの部署の部長がいなくなった。
課にはわかれておらず、したがって課長はいないといういびつな構造であった。
というわけで部長の一個下がいきなりわたしともうひとりなわけだが。
組織的には本来は課なんだけど、年齢がアレなんで、部長にしとくかという、なんというか果てしなく旧日本的な理由でいびつになっちゃったみたいだ。
まぁ、彼の経歴はすばらしいからな。
東大出て、ソ○ーを中途退職して転職、だからな。
彼がこっちに来て何年間かして部長になった時、みんなソ○ーのノウハウを、とかちらっと期待したんじゃなかろうか。
まぁ、飛ばされるのをよしとせず、やめたのは再就職のアテがあったからか?
居なくなって一カ月ぐらいで新しい職場から挨拶メールだけは来た。
自分も知っているところで、一年ごとの有期雇用らしいけど、給料自体はそれまでと同等のようだ。
きっと、うちのノウハウとか、ソ○ーの実力とかを期待されて雇われたんだろうけど…
そいつの言うこと聞いてたら誰も仕事しなくなるぞ(笑)
7月に組織かえして、他の部と一緒になって、そこに新たに課長か次長をつけるからそれまで部長なしで、2人を仮にトップとして凌げ、ですと。
一応、それまでは副社長が部長職を兼ねる、と。
まぁ、そりゃいいんだけど、たまりにたまってた、無駄に維持してた分を切る作業が残った者に重くのしかかる。
上述したように、「切る」のはそれなりに大仕事なのだ。
個々人の担当分でも、それなりにキツイのに、そのまま上に乗っけられると、、、正直、つらい。
土日もほとんどの面子がそろっている。
とりあえず、本年度の前半までに、2/3を占めていた費用を半分にすることを目標にする。できるかなぁ?
上のほうは、そいつが、いなくなれば自動的に支出が1/3になるって感じに理解してるみたいなんだけど…。
ちなみに、まぁ最後ぐらいは快く、見送ってやろうかと思ってたのに、備品のノートパソコンを持っていこうとしてるのが発覚して最後の最後に大ゲンカになった(笑)
そういうドロボーみたいな真似するから、切られるんだっつーのに。
後から判明したが、部署の金で、自宅にウイルコムのホームアンテナとかまで設定してたらしい。
…会計をしてもらってるのは契約社員だからなぁ、、、部長にやれと言われれば従うしかなかったんだと。
まぁ、そいうことしてればチクるやつも出てくるか。