おさる日和

日々の出来事。
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火の粉

2005年06月27日 21時31分18秒 | この本読んだよ
だいぶ前に読んだのですが…雫井脩介の「火の粉」。
雫井さんは2000年に第4回新潮ミステリー倶楽部賞受賞作
「栄光一途」でデビューした作家さんです。
この「火の粉」という作品がなかなかおもしろい。
元裁判官・梶間勲の隣家に、かつて無罪判決を下した男・武内が
引っ越してきて、梶間家の生活に入りこんでくる武内とその家族との関係が
さまざまなストーリーを展開させていくんですが…
家族のどの立場に自分が近いかでそれぞれ違った思い入れができるお話。
私は、梶間勲の息子の嫁(主人公?)にかなり思い入れして読んでました。
自分や家族に“火の粉”が降りかかったとき、どんな行動ができるか…
ラストも納得できる作品でした。









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