てけてけのアサイチ日記

こども達や、孫たちの世代のために!・日本を守りたいと希いつつ、
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中国ガン―台湾人医師の処方箋(並木書房)

2018年09月21日 | ニュースと政治

中国ガン―台湾人医師の処方箋(並木書房)

林建良

その4―第3章 中国人も中国ガンに苦しんでいる 

 中国の国土は今やガン細胞に食い散らされて破壊されつつあります。その始まりというべきものが、万里の長城であることを筆者は指摘します。秦と漢の時代から建造と修繕を繰り返してきた万里の長城のため、大量の鉄器が必要になりました。鉄器生産に必要な木炭をつくるために大量の木が伐採され、北中国の砂漠化が進んだのです。万里の長城は中国の砂漠化の記念碑なのです。こういう環境破壊記念碑を国の代表的な観光施設として世界に誇っているとは、驚くべき考えです。

 ウイグルで核実験が繰り返されてきましたが、これによる核汚染で死のシルクロードが生まれましたが、ウイグル国内の汚染はもっと深刻で、多くの死者・被害者を生んでいます。チベット人居住区の核兵器製造工場がもたらした核汚染もかなり深刻なようです。さらに2030年までに102基の原発を新設計画をもっていますが、「粗製乱造」による欠陥・事故の恐れが大いにあります。特に問題なのは、事故の情報を隠して公表しないことです。2008年8月に江蘇省の田湾原発で爆発による火災が発生しましたが、香港紙が報じただけで中国内では一切報じられなかったと言います。

 中国ガンに冒された国内では安心して生活できないのでしょう、成功者、高位高官が外国へ移住したがっているのが現実です。高官たちの手口は、不正蓄財→子女を海外留学させる→資産を海外に移転→家族を海外に移住→本人が海外逃亡→渡航先の国の方を盾に帰国拒否、というものです。

2012年までの統計によれば、中国共産党の「中央委員会」第17期委員204人のうち92%にあたる187人の直系親族が欧米の国籍を取得しているといいます。中央規律審査委員会ではメンバー127人のうち123人(89%)の親族が海外に移住しているそうです。一部例外ではなく、ほとんどの高官が海外移住を望み、実行しつつあるという惨状です。

日本語原文: http://hassin.org/01/wp-content/uploads/cancer4.pdf

英訳文: http://www.sdh-fact.com/CL/Series-No.2-Lin-chapter-3.pdf

中文訳: http://www.sdh-fact.com/CL/Lin-China-Cancer-No.4C.pdf

 平成30年9月20日 「史実を世界に発信する会」 茂木弘道


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