My song

フリーライターの、記事にならないお話

かわいくてかなわん

2006-07-05 | Weblog
職場の人に借りて、「ホテル・ハイビスカス」を見た。
小学生の女の子が主人公のお話だった。

まあ、いい映画なんだけど。
私にとって、小学生の女の子といえば、もう、たった一人。
他でもない自分の娘。

毎日、学童から帰ったら、一人でお留守番しているなっちゃん。
今日は、マンションの入り口の前で、一人でシャボン玉を飛ばしていた。

一輪車にも乗れるようになったなっちゃん。
夕方の公園で一人で走り回るなっちゃん。
一人でも、お友達と一緒でも、家族と一緒でも、
めいっぱい、自分を楽しんでいる、たくましい娘が、
かわいくて仕方ない。

私にとって、子どもを慈しむ気持ちは、悲しい気持ちとなぜかとてもよく似ている。
それは、子どもの時間が、一瞬、一瞬、確かに目にしたと思った瞬間、
手の届かないところに行ってしまうのを知っているから。
この美しい瞬間は、本人は気づかないうちに、
もう永遠に消え去ってしまうのを知っているからなんだと思う。

2 コメント

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なんと (202)
2006-07-05 03:23:42
僕も父親になります.今まだ2cmです.

日記でも書こうかなあと思っています.
Unknown (miho)
2006-07-05 23:41:28
パパさんですか。

おめでとうございます。

女の子だったら、きっとかわいくてかなわんということになりますので、育児日誌でもつけてあげてください。