My song

フリーライターの、記事にならないお話

今年の夏の防護服

2006-08-01 | Weblog
好きな香水の匂いは、なぜか、変っていく。

20代前半はタンドル・プワゾンが好きだったのに、今、ちっともいいにおいだと思わない。

30代前半はアリュールが好きだった。

35歳になった今年の夏は、アリュールがなじめなくなって、もっと甘い匂いが付けたくなった。
友人に相談した結果、プレゼントされたのは、シークレット・ウィッシュ。
軽くて、甘くて、いいにおいだ。
これで、なんとか、朝、仕事に出かけられそう。


基本的に香水は、自分が楽しむために控えめにつけている。
いままで香水をつけていることを気づかれたことがない。
時々、「香水の匂いがきつくないか」こっそり聞いてみるのだが、
たいてい、「え。つけてるの?」という反応が返ってくる。
値の張るものなので、ちょっと残念なような気もする。

香りに包まれていると、外界から服一枚ぐらい防御されているような気持ちになれる。香水は、胃がきりきりする現実を少し隔ててくれる。



2 コメント

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香りのベールに包まれて (アステロイド)
2006-08-19 17:48:37
昨年夏初めてお目にかかったとき(某大百年記念会館での某会合)、ほのかな風を感じました。



いったい全体どうやったらあんな微妙な香りをのせられるんだろう?小粋だなあ。と思ってました。



こんど匙加減を教えて下さい。
Unknown (miho)
2006-08-24 22:21:36
コメントありがとうございます。オード・トワレはつけて1時間もするとほとんど香りが飛んでしまいます。あとは、服から露出しないところにつけることでしょうか。以前、香水の達人に、香水は、服を着る前に、裸のときにつけなさいと教えられました。