(´・ω・)ノ < らいなーです。
Connectivity HelperとUniversal Helperに関して、公式側の整理が完了していることと、従前の翻訳から追加変更の発生している箇所が増えたこと、またSEOの結果、当ブログへの問い合わせが増えつつあることから、2024年10月頭時点での最新「らいなー訳」での和訳結果を記載します。
ご参考までに。
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翻訳日時: 2024/10/04 11:00
訳者 : Liner Seven(らいなー訳)
ソースドキュメントURL:
当翻訳以前の対象ページの訳は
参照。
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近年、Android OSは徐々に特定の機能をブロックし始め、WIFIやBluetoothの有効/無効化などのアクション
をアプリケーションが実行出来ないようにしています。
Google Playでアプリケーションを配布するためには、
ビルドするAndroid SDKの更新が必須で、該当要件がこれらの機能の動作を妨げています。
この問題を回避するため、MacroDroidは、
前述の制限された機能をサポートすることが可能な、
比較的古いAndroid SDK(Android 5)に対してビルドされた
補助アプリケーションを導入しました。
MacroDroidは、直接呼び出しする代わりに、
ヘルパー・アプリケーションにリクエストを誘導し、
機能をサポートすることが可能になります。
残念ながら、Googleは現時点で、
この古いAPKをAndroid 14以降にインストールすることを非常に難しくしています。
標準的なヘルパー・アプリケーションは、PC接続のうえでコマンドラインからのリクエストを介してのみ、
Android 14以降にインストールすることができます。
ヘルパーアプリへのリンク
Connectivity Helper
Universal Helper
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Connectivity Helper
(Android 14以降、そして 小米(Xiaomi)版Android 12以降)
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前述の新しい制限を回避するために、
Android 14以降で簡単にインストールできる限定的なヘルパー(MacroDroid Connectivity Helper)が作成されました。
このヘルパーアプリは、以下の機能をサポートしています:
・Wifiを有効/無効にして、特定のネットワークに接続する。
・Bluetoothを有効/無効にし、A2DPデバイスへの接続を制御する。
・ホットスポットの有効/無効化。
Connectivity HelperアプリケーションはMacroDroid V5.47.8以上で動作し、
ここからダウンロードしてインストールできます:
ファイルを直接端末へダウンロードし、開いてインストールを開始してください。
この際に、不明なアプリのインストール不可の警告が表示されることがあります。
この警告が表示された場合、「設定」ボタンをクリックし、
外部ソースから必要なアプリをインストールできるようにしてください。
[[画像]]
APKをインストールする際、Google Play Protectから以下の警告が表示される場合があります。
この場合には、「詳細」ボタンをクリックし、
表示されているように「インストールする」オプションを選択する必要があります。
[[画像]]
その後、Connectivity Helperアプリを起動し、
要求されるアクセス権限を設定する事になります。
ヘルパーアプリは位置情報を一切使用しませんが、
WIFIの状態を操作したり、WIFIのSSIDを照会したりするには、権限の付与が必要です。
ヘルパーアプリのバッテリー最適化を無効にすることはとても重要で、
未実施ですと正しく動作しない可能性があります。
[[画像]]
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Universal Helper (Android13 以前)
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Android 13以下のユーザー
(もしくはPC接続のうえでインストールしても構わないユーザー)には、
Universal Helperアプリが用意されています。
このヘルパーアプリは、前述のConnectivity Helperの全機能に加えて、
以下の機能をサポートしています:
・カメラを無効にするアクション(Android 10 以降)
・シェルスクリプトアクション(コマンドの一部は、ヘルパー経由で実行した場合のみ動作する可能性あり)
・システム設定アクション(一部の設定は、ヘルパー経由で実行した場合のみ、動作)
Universal HelperアプリはMacroDroidの全最新版で動作し、
からダウンロードすることができます。
Android 14以降の端末にUniversal Helperをインストールする場合は、
以下のページをご覧ください。
アプリをインストールし起動すると、
以下の図の様にヘルパーアプリに権限を与えるよう促されます。
これらの権限により、ヘルパーアプリがサポートする全機能を行えるようになります。
この段階で、アプリ(訳者補足:MacroDroid)を開いたうえで、
プロンプトに従いバッテリーの最適化を無効にする必要があります。
[[画像]]
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小米(Xiaomi)端末
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外部からの多数の報告事例から[*1]、小米の端末には独自規定や癖があり、
ヘルパーアプリの使用には適しません。
Android11以下
Android 11以下をお使いの場合、
前述のようにUniversal Helperアプリを通常通り(訳者注:文意としてsafelyは「特に意識することなく」と解釈するのが自然です)
インストールでき、問題なく機能するはずです。
Android12-13
Android 12、若しくは13をお使いの場合、
WIFIアクションを使用するには、Connectivity Helperアプリをインストールする必要があります。
(既にUniversal Helperアプリをインストールしている場合でもです。)
さらに、Connectivity Helperアプリの「その他の権限」ページへ移動し、
WIFI接続の変更・Bluetooth接続の変更が有効になっているか確認してください。
[[画像]]
Android14以降
Android14以降をお使いの場合には、
残念ながらヘルパーアプリケーションを利用してWIFI接続を自動的に有効にする方法はありません。
この方法でWIFIを切り替えようとすると、カスタムAndroid OSは常にプロンプトを表示します。
これを回避する手立てはありません。
[*1]公式スレを定期的に追ってないと背景事情を飲めずに「平行して訳しちゃう」危険性があったのでちょっと悩みました
以上です。
202410051745追記;
そもそもAndroid14以降でヘルパー入らんやん!ADBとかめんどくせぇぇぇ!
とかなってしまった諸氏におかれましては…