三月十一日、大地震があり、揺れている最中に車で(まだ車で道路は混んでなく)直ぐ側の高台(大船渡保育園付近)へ家内と娘と犬と避難した。
津波が来ると想像したが、チリ津波程度というのが想像の範囲、時間があったので、店に行ってオーバーを持ってきた寒かった。
保育園の園庭の直ぐ下まで津波が押し寄せ来たので、
百数十名の園児や先生と保護者と必死で大船渡北小学校へと歩きで逃げた。
国道45号は車で渋滞で大変だったし余震もすごかった。
北小学校の正門付近には大勢の避難者が寒さの中を子供を抱えたり、会社の仲間たちと固まり寒さに耐えていた。
北小学校の体育館に保育園児が直ぐに中に入られなかった??? 「ここ(体育館)は、北小学生優先でほかの人は出てください」と仁王立ちになっている人がいた。
私らは、孫とペットを抱えているし、入られないと自己判断し、その場から離れ、知り合いの家に世話になろうと歩いたが、余震、停電などで落ち着かないままさ迷っていたら、「清水さん、マスターさん、生きていてよかった」と近づいて来たは、佐藤修二君(娘と同級生)であった。お互いに抱き合い無事を喜びあってから、修二君の家に連れて行ってもらいその晩はお世話になった。
佐藤修二君は、今、最高に多忙な日々を送っている建設事務所の社長見習いである。今日は、一時の癒しの散髪タイム。
カットするのは、同級生でもあるし、施主(清水勝政)の奥さんで、市治建設の 修二君に「マイホーム建築」を、お願いしている。
市治建設事務所は大船渡で超有名な工務店です、
代表の佐藤叡悦さんも奥さまの瑠璃子さんもとても良い方です。
27年前に私の店を作ってくれたのは社長の佐藤叡悦さんで自宅も20年前に作ってくれましたが、残念ながら津波に喰われてしまいました。