仮設店舗ペイントハウスから本設した「理容室ニユー清水」=清水康雄のブログ

2011.3.11東日本大災害大津波被災
岩手県気仙一帯大船渡町の再興を願う

うれしい出来事

2012年03月13日 | がんばっぺし 気仙 ニユー清水

殆んど津波で流されたと思っていた写真の一部がキレイに洗われて手元に戻って来た。

大船渡福祉の里センターに、「お宅の孫さんらしき写真が有りますよ」と、

知り合いから電話が入って貰いに行ってきた母親。

八ヶ月くらいの「ハイハイの時期」で、ペットの「ひなちゃん」と遊んでいるところであった。

真丸として、まるこめ味噌のCMにでてくるみたい・・・・

 

食卓テーブルの下で追いかけっこ?

震災前の理容室ニユー清水の茶の間で 颯太くんとマルチーズのひなちゃん(現在13歳?)が遊ぶ

あの頃が懐かしい・・・・・・・・・・

今は、仮設の店舗となったので、孫達が、小学校・保育園から帰っても

遊ぶ処も無く職場と一緒で大変なストレスを感じさせていることに・・

親もストレスがあるかも・・・・・・

親の働く姿を目に焼き付けて育ってほしいものです。

  

楽しい話題も・・・・・気を取り直し

一日も早く、思う存分に遊べる場所(自宅・店・学校・公園等々)が出来る事に期待しましょう

神様 仏様 国家行政様・・・・・・


2011.3.13

2012年03月13日 | がんばっぺし 気仙 ニユー清水

昨夜も余震が続き不眠、早く目が覚めて近くにあるご先祖様が眠っているお墓がある西光寺へ

1人、ひなを連れて、大船渡の惨状を報告をし、幸いにも家族が無事であったことに感謝しなから

手を合わせ号泣してきたことを思い出す。

停電・断水、情報なし、先ずは、食料を確保しようと、住田町へ走った途中、ガソリンスタンドに立ち寄って

「遠野まで行けるか」と聞いたら、「無理だ、停電でガソリンスタンド作動しない」と言われ戻り

世田米町商店街を通り、洋服屋・食料品店・金物店に立ち寄ったが既に、品不足であった。

金物屋さんの旦那さんの話だと「12日には買い出しに来た人たちが多かった」と言っていた。

靴と衣類と鍋を買つている時に、見ず知らずの住田町の人が「何かの足しにしてくれ」と私ら夫婦に2000円を差し伸べて下さった。

お断りしたが、困っている時はお互い様だからと言って立ち去りました。

金物屋さんから「何という名前の方か」とお聞きしたら、「佐藤さん」とだけだった。

1年過ぎて、未だにあの時のお礼が言えていない自分が恥ずかしい・・・・

忘れたわけではない 必ず お礼をしようと思っている。

自分の気持ちの中でとんでもない出来事に地に足がついていない心境だったと今思う。

停電・断水・電信不通

ロウソクのあかりで過す