風林火山、夕飯食べながら家族で毎回見てます。聞かれたときに適宜解説を加えながら(笑)
今回の大河は、非常に面白い。
私が見た覚えのある大河の中でも、ベスト1になりそうな勢い(一般的に人気のある『独眼竜』とかは年齢的に見てないので)。
前の山内一豊とか、ダメだとは言わない。上川さんも仲間さんも好きな俳優さんだったし。でも、なんというか、話が美しすぎた・・・。私は大河ドラマにはオヤジ臭さと渋さを求めたいんだよねぇ。その点、『風林火山』は特に武田家臣団の平均年齢の高さは嬉しいところ(笑) 渋いです。
さて、『風林火山』の公式HPはこちら。→http://www3.nhk.or.jp/taiga/
とりあえずこの公式見た感想を叫ばせて欲しい。
内野聖陽さん、かっこよすぎだー!!!
是非、この顔を『信長の野望』の顔グラに使ってくれコーエー(笑)
内野さんは素晴らしく良いねー。
晴信は、最初違和感があったんだけど今は慣れました(笑) 歌舞伎の方の独特の台詞回しは、いつも違和感を感じてしまいます。
板垣、甘利、諸角あたりの、先代に仕えた爺様たちも渋い方々が揃ってます。勘助イジメ役筆頭の甘利さん、いまいましそうな顔がグーです(笑)
この爺様方は、武田信玄を主人公にすれば、割と早めにお亡くなりになるだろうけど、今回は山本勘助が主人公だから、最後の方まで生きてるかな。 勘助が死ぬのは第4次川中島合戦(1561年)で、上杉謙信に「啄木鳥戦法」を見破られたからだからねー。
晴信の代になって武田軍を支えていく「武田四名臣」といえば、馬場信房、山県昌景、内藤昌豊、高坂昌信ですが、高坂(大河では香坂)昌信は、第12話から登場しました。春日源五郎です。
武田に仕官することになった勘助が、前日に宿泊してた地侍の屋敷(というかあばらや)で、勘助の世話をしてくれた少年ですね。演じてたのは田中幸太朗くん。
その夜、飯食ってるときに、唐突に源五郎の顔を自分の顔の近くに引き寄せる勘助・・・、
源五郎を見つめ、一言。「良き面構えをしておる」。
そして顔を背ける源五郎・・・。
なんでしょう、この萌える展開は(笑)
しかもその後の源五郎の勘助を見つめる視線に熱いものを感じる(笑)
でもこれちょっと、、、背景知らない人にはわかんないんじゃ・・・。
それまでの流れから見て、唐突すぎるだろうと思いますね。このシーンだけ浮いている気がする。
山本勘助の軍師ぶりが描かれている『甲陽軍鑑』は高坂昌信の作であると言われていること、そして、勘助が築城したといわれる海津城を褒め称えていること(Wikipediaより)などから、高坂昌信が勘助を尊敬していたのではと推測される。
したがって、勘助も源五郎を目にかけていたのかもしれない。ドラマの中で源五郎が勘助の話をやたら熱心に聞いていること、「良い面構えをしておる」と勘助が発言することなどは、このあたりの事情を含んでいるのかなーと思います。
ちなみに、源五郎は晴信のカレシです。
晴信から源五郎あての浮気言い訳書状が残っているのは有名な話。詳しくはこちらのサイトへ。
簡単に言うと、「弥七郎に言い寄ったけど、腹が痛いといって断られました。だから弥七郎とは何もなかったんです!諏訪大明神に誓います!だから許してネ!」ってこと(笑) 結局言い寄ってんじゃねーかと突っ込みいれたくなる文面です(笑)
あ、でも高坂さんの名誉にかけて言っておきますが、殿の寵愛を受けただけで無能だったのに出世したわけではありません!その慎重かつ冷静な用兵を高く評価され、「逃げ弾正」の異名をとった武田家きっての名将だったのです。
ただ異例の出世だと思いますしねー。今は勘助イジメ隊の甘利さんとかが今度は源五郎とイジメるようになるのでしょうか(笑)
勘助の仕官時に、「今まで自分の兵法の極意を見たものはいない、お館様(=晴信)が初めてだ」という受け答えに、「ちょw お館様が初めてって、女子なら褒められたことだろうが・・・」(※脚色ありw)と完全なセクハラ発言をした小山田信有さん(田辺誠一)にセクハラ発言を食らって、陰で一人悔し涙を浮かべる源五郎。そんな源五郎の肩を抱き優しく励ます晴信or勘助、というのもある意味楽しみではありますが。←暴走気味。
なんかこんな話を分量割いて書いてしまいましたが、、(笑)
もう一人気になるのが、真田幸隆ですね。関が原の合戦に向かう徳川秀忠の大軍を信州上田城にて翻弄した真田昌幸の父親であり、大阪の陣で大活躍した真田幸村の祖父であります。演じているのは佐々木蔵之介さんです。
昌幸・幸村親子より知名度が低いような気がしますが、この人もものすごい知将なんですよね。信玄が攻略を失敗した、村上義清守る戸石城を謀略で落城させたという切れ者。今は(14話時点では)関東管領上杉憲政の家臣・長野業政のところに身を寄せているだけのしがない身分ですが、勘助、幸隆の黒いツートップが権謀術数で活躍するのが今から楽しみでなりません。
・・・ちなみに、長野業政(なりまさ)さん、、、俳優が結構若くて驚いた(笑) あれくらいの年齢が史実に近いのかもしれないけど、業政=爺さんというイメージが刷り込まれているので・・・。たぶん「信長の野望」ファンならみんなそうだと思う(笑)
※長野業政=箕輪城主。箕輪城を武田軍がら幾度も守りきり、「業政がいる間は手が出せない」と信玄に言わしめたほどのスーパー爺ちゃん。
あとはやはり上杉謙信でしょうか。Gackt・・・。
いや、ビジュアル的には結構アリだと思うんだよね。異説として謙信女性説もあるくらいだし。ただ心配なのは演技だよなー・・・。演技が良ければ、謙信の新境地を開拓する気がする。
いつ登場するのかなぁ。おそらく今(14話くらい)だと謙信はまだ10代前半だと思うからもうちょっと先かな。
何はともあれ、この先の展開が楽しみです。
大河ドラマって、働き盛りの20代~40代にいろんな合戦があって盛り上がるけど、その後は老いて、そのうち病死ってパターンが多いと思うんですよ。つまり放物線みたいな話の盛り上がり方。幼少時(1月2月あたり)と老後(12月くらい)は消化試合みたいな感じ。
でも勘助は違う。武田vs上杉の一番の激戦、第4次川中島合戦という、武田信玄を主人公にした場合、一番盛り上がる、一番面白い場面で戦死するんですよ。つまり、右肩上がりに話が盛り上がっていったところで、最終回を迎えられる。しかも戦死でしょ。
絶対盛り上がるよね!
私は原作を読んだことはないけど、感動的な最終回にもっていけるように思います。
今回の大河は、非常に面白い。
私が見た覚えのある大河の中でも、ベスト1になりそうな勢い(一般的に人気のある『独眼竜』とかは年齢的に見てないので)。
前の山内一豊とか、ダメだとは言わない。上川さんも仲間さんも好きな俳優さんだったし。でも、なんというか、話が美しすぎた・・・。私は大河ドラマにはオヤジ臭さと渋さを求めたいんだよねぇ。その点、『風林火山』は特に武田家臣団の平均年齢の高さは嬉しいところ(笑) 渋いです。
さて、『風林火山』の公式HPはこちら。→http://www3.nhk.or.jp/taiga/
とりあえずこの公式見た感想を叫ばせて欲しい。
内野聖陽さん、かっこよすぎだー!!!
是非、この顔を『信長の野望』の顔グラに使ってくれコーエー(笑)
内野さんは素晴らしく良いねー。
晴信は、最初違和感があったんだけど今は慣れました(笑) 歌舞伎の方の独特の台詞回しは、いつも違和感を感じてしまいます。
板垣、甘利、諸角あたりの、先代に仕えた爺様たちも渋い方々が揃ってます。勘助イジメ役筆頭の甘利さん、いまいましそうな顔がグーです(笑)
この爺様方は、武田信玄を主人公にすれば、割と早めにお亡くなりになるだろうけど、今回は山本勘助が主人公だから、最後の方まで生きてるかな。 勘助が死ぬのは第4次川中島合戦(1561年)で、上杉謙信に「啄木鳥戦法」を見破られたからだからねー。
晴信の代になって武田軍を支えていく「武田四名臣」といえば、馬場信房、山県昌景、内藤昌豊、高坂昌信ですが、高坂(大河では香坂)昌信は、第12話から登場しました。春日源五郎です。
武田に仕官することになった勘助が、前日に宿泊してた地侍の屋敷(というかあばらや)で、勘助の世話をしてくれた少年ですね。演じてたのは田中幸太朗くん。
その夜、飯食ってるときに、唐突に源五郎の顔を自分の顔の近くに引き寄せる勘助・・・、
源五郎を見つめ、一言。「良き面構えをしておる」。
そして顔を背ける源五郎・・・。
なんでしょう、この萌える展開は(笑)
しかもその後の源五郎の勘助を見つめる視線に熱いものを感じる(笑)
でもこれちょっと、、、背景知らない人にはわかんないんじゃ・・・。
それまでの流れから見て、唐突すぎるだろうと思いますね。このシーンだけ浮いている気がする。
山本勘助の軍師ぶりが描かれている『甲陽軍鑑』は高坂昌信の作であると言われていること、そして、勘助が築城したといわれる海津城を褒め称えていること(Wikipediaより)などから、高坂昌信が勘助を尊敬していたのではと推測される。
したがって、勘助も源五郎を目にかけていたのかもしれない。ドラマの中で源五郎が勘助の話をやたら熱心に聞いていること、「良い面構えをしておる」と勘助が発言することなどは、このあたりの事情を含んでいるのかなーと思います。
ちなみに、源五郎は晴信のカレシです。
晴信から源五郎あての浮気言い訳書状が残っているのは有名な話。詳しくはこちらのサイトへ。
簡単に言うと、「弥七郎に言い寄ったけど、腹が痛いといって断られました。だから弥七郎とは何もなかったんです!諏訪大明神に誓います!だから許してネ!」ってこと(笑) 結局言い寄ってんじゃねーかと突っ込みいれたくなる文面です(笑)
あ、でも高坂さんの名誉にかけて言っておきますが、殿の寵愛を受けただけで無能だったのに出世したわけではありません!その慎重かつ冷静な用兵を高く評価され、「逃げ弾正」の異名をとった武田家きっての名将だったのです。
ただ異例の出世だと思いますしねー。今は勘助イジメ隊の甘利さんとかが今度は源五郎とイジメるようになるのでしょうか(笑)
勘助の仕官時に、「今まで自分の兵法の極意を見たものはいない、お館様(=晴信)が初めてだ」という受け答えに、「ちょw お館様が初めてって、女子なら褒められたことだろうが・・・」(※脚色ありw)と完全なセクハラ発言をした小山田信有さん(田辺誠一)にセクハラ発言を食らって、陰で一人悔し涙を浮かべる源五郎。そんな源五郎の肩を抱き優しく励ます晴信or勘助、というのもある意味楽しみではありますが。←暴走気味。
なんかこんな話を分量割いて書いてしまいましたが、、(笑)
もう一人気になるのが、真田幸隆ですね。関が原の合戦に向かう徳川秀忠の大軍を信州上田城にて翻弄した真田昌幸の父親であり、大阪の陣で大活躍した真田幸村の祖父であります。演じているのは佐々木蔵之介さんです。
昌幸・幸村親子より知名度が低いような気がしますが、この人もものすごい知将なんですよね。信玄が攻略を失敗した、村上義清守る戸石城を謀略で落城させたという切れ者。今は(14話時点では)関東管領上杉憲政の家臣・長野業政のところに身を寄せているだけのしがない身分ですが、勘助、幸隆の黒いツートップが権謀術数で活躍するのが今から楽しみでなりません。
・・・ちなみに、長野業政(なりまさ)さん、、、俳優が結構若くて驚いた(笑) あれくらいの年齢が史実に近いのかもしれないけど、業政=爺さんというイメージが刷り込まれているので・・・。たぶん「信長の野望」ファンならみんなそうだと思う(笑)
※長野業政=箕輪城主。箕輪城を武田軍がら幾度も守りきり、「業政がいる間は手が出せない」と信玄に言わしめたほどのスーパー爺ちゃん。
あとはやはり上杉謙信でしょうか。Gackt・・・。
いや、ビジュアル的には結構アリだと思うんだよね。異説として謙信女性説もあるくらいだし。ただ心配なのは演技だよなー・・・。演技が良ければ、謙信の新境地を開拓する気がする。
いつ登場するのかなぁ。おそらく今(14話くらい)だと謙信はまだ10代前半だと思うからもうちょっと先かな。
何はともあれ、この先の展開が楽しみです。
大河ドラマって、働き盛りの20代~40代にいろんな合戦があって盛り上がるけど、その後は老いて、そのうち病死ってパターンが多いと思うんですよ。つまり放物線みたいな話の盛り上がり方。幼少時(1月2月あたり)と老後(12月くらい)は消化試合みたいな感じ。
でも勘助は違う。武田vs上杉の一番の激戦、第4次川中島合戦という、武田信玄を主人公にした場合、一番盛り上がる、一番面白い場面で戦死するんですよ。つまり、右肩上がりに話が盛り上がっていったところで、最終回を迎えられる。しかも戦死でしょ。
絶対盛り上がるよね!
私は原作を読んだことはないけど、感動的な最終回にもっていけるように思います。