明日(11月24日)にテレビドラマとして放送されると知り、
これはまずい!
と思い、急いで感想を仕上げてアップしました(笑)
だって、、、テレビ見てから小説を買ったと思われるのもなんだか癪だし・・・。
--------あらすじ--------
江戸有数の薬種問屋の一粒種・一太郎は、めっぽう体が弱く外出もままならない。ところが目を盗んで出かけた夜に人殺しを目撃。以来、猟奇的殺人事件が続き、一太郎は家族同様の妖怪と解決に乗り出すことに。若だんなの周囲は、なぜか犬神、白沢、鳴家など妖怪だらけなのだ。その矢先、犯人の刃が一太郎を襲う…。愉快で不思議な大江戸人情推理帖。日本ファンタジーノベル大賞優秀賞。(「BOOK」データベースより)
--------------------
ほっこり~~~!
なんかめっちゃ癒されます。
奇妙な人殺し事件を、若だんなさん(=一太郎、17歳※数えで17なので、現代的に言えば15歳らしいです)が解決していく話と聞けば、元気で、頭が良くて、行動力のある主人公 が、町内をくまなく探索し、聞き込みをし、ついに犯人と大立ち回りを演ずる と相場は決まっていそうなモンですが、この物語の若だんなさん、
体はめっぽう弱く
近所に出歩くことすら周囲に止められる極度の過保護っぷりで
大事なところで体調を崩して寝込む
というとっても素敵な主人公(笑)
主人公が積極的に現場に行ったりして情報収集するなんてこと、若だんなさんの場合、皆無 です(笑)
といっても、若だんなさんにそういう意志がないわけではなく、
何かしようとしても、仁吉と佐助が飛んできて止められて、むくれる
こっそり出歩いても、見つかって、お説教をくらう
というのがお決まりのパターン。。。なんだこの主人公・・・。
でもなんだか、いつのまにかこんな若だんなさんを愛らしく思ってしまうから不思議(笑)
事件の解決という本筋よりも、
若だんな 「ハイハイ!お仕事手伝います!」
仁吉・佐助「あぶないからダメです」
若だんな 「・・・」(むくれる)
のやりとりにいつも和んでしまう私です。。。
まぁ、でも後半、若だんなさん、かなり無理するんですけどね。
ぶっ倒れないかとこっちが心配になってしまいます(笑)
こんな若だんなさんがどうやって薬種問屋殺しの真相に近づいていくかというと、お友達である妖怪たちに手伝ってもらうわけです。
実は、若だんなさんの世話役である、仁吉と佐助も妖怪。だからどうも人間とは感じ方や考えかたが違うようで、妖怪さんたちと若だんなさんのやりとりも面白かったりします。
妖怪がたくさん登場する本作ですけど、気味悪いなんて感情はまったく起こらないです!!
むしろ微笑ましくて、癒される存在です。
分量的に、そんなに多い本ではないですが、「薬種問屋殺し」、「なぜか長崎屋を出ている松之助兄さんの問題」、「なぜ妖怪たちが若だんなに仕えているのか」という3つの問題が、うまーいこと絡められていて、最後にはすべての問題でスッキリ納得できて、気持ちいいです!
時代小説なんですが、とーっても読みやすいので、オススメですねー。
しっかし、、、若だんな、和菓子食いすぎです!!!
お向かいの三春屋さんの大福餅やら草団子やら黄粉餅黒蜜がけやら、両親に与えられた金平糖やら黒砂糖・・・。
きっとキミの食が細いのは、お菓子で腹が膨れているせいだとツッコミを入れてしまいます。
・・・むぅ。なんだか餡餅が食べたくなってしまった(笑)
これはまずい!
と思い、急いで感想を仕上げてアップしました(笑)
だって、、、テレビ見てから小説を買ったと思われるのもなんだか癪だし・・・。
しゃばけ (新潮文庫) 畠中 恵 新潮社 2004-03 by G-Tools |
--------あらすじ--------
江戸有数の薬種問屋の一粒種・一太郎は、めっぽう体が弱く外出もままならない。ところが目を盗んで出かけた夜に人殺しを目撃。以来、猟奇的殺人事件が続き、一太郎は家族同様の妖怪と解決に乗り出すことに。若だんなの周囲は、なぜか犬神、白沢、鳴家など妖怪だらけなのだ。その矢先、犯人の刃が一太郎を襲う…。愉快で不思議な大江戸人情推理帖。日本ファンタジーノベル大賞優秀賞。(「BOOK」データベースより)
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ほっこり~~~!
なんかめっちゃ癒されます。
奇妙な人殺し事件を、若だんなさん(=一太郎、17歳※数えで17なので、現代的に言えば15歳らしいです)が解決していく話と聞けば、元気で、頭が良くて、行動力のある主人公 が、町内をくまなく探索し、聞き込みをし、ついに犯人と大立ち回りを演ずる と相場は決まっていそうなモンですが、この物語の若だんなさん、
体はめっぽう弱く
近所に出歩くことすら周囲に止められる極度の過保護っぷりで
大事なところで体調を崩して寝込む
というとっても素敵な主人公(笑)
主人公が積極的に現場に行ったりして情報収集するなんてこと、若だんなさんの場合、皆無 です(笑)
といっても、若だんなさんにそういう意志がないわけではなく、
何かしようとしても、仁吉と佐助が飛んできて止められて、むくれる
こっそり出歩いても、見つかって、お説教をくらう
というのがお決まりのパターン。。。なんだこの主人公・・・。
でもなんだか、いつのまにかこんな若だんなさんを愛らしく思ってしまうから不思議(笑)
事件の解決という本筋よりも、
若だんな 「ハイハイ!お仕事手伝います!」
仁吉・佐助「あぶないからダメです」
若だんな 「・・・」(むくれる)
のやりとりにいつも和んでしまう私です。。。
まぁ、でも後半、若だんなさん、かなり無理するんですけどね。
ぶっ倒れないかとこっちが心配になってしまいます(笑)
こんな若だんなさんがどうやって薬種問屋殺しの真相に近づいていくかというと、お友達である妖怪たちに手伝ってもらうわけです。
実は、若だんなさんの世話役である、仁吉と佐助も妖怪。だからどうも人間とは感じ方や考えかたが違うようで、妖怪さんたちと若だんなさんのやりとりも面白かったりします。
妖怪がたくさん登場する本作ですけど、気味悪いなんて感情はまったく起こらないです!!
むしろ微笑ましくて、癒される存在です。
分量的に、そんなに多い本ではないですが、「薬種問屋殺し」、「なぜか長崎屋を出ている松之助兄さんの問題」、「なぜ妖怪たちが若だんなに仕えているのか」という3つの問題が、うまーいこと絡められていて、最後にはすべての問題でスッキリ納得できて、気持ちいいです!
時代小説なんですが、とーっても読みやすいので、オススメですねー。
しっかし、、、若だんな、和菓子食いすぎです!!!
お向かいの三春屋さんの大福餅やら草団子やら黄粉餅黒蜜がけやら、両親に与えられた金平糖やら黒砂糖・・・。
きっとキミの食が細いのは、お菓子で腹が膨れているせいだとツッコミを入れてしまいます。
・・・むぅ。なんだか餡餅が食べたくなってしまった(笑)