首の痛みと傷治療

昨日の患者さん、首が急に痛くなって回せないとのこと。
転けたり、頭打ったりしていないし、寝違えた覚えもないし…と原因が見当たりません。

太もも内側の「陰包」というツボで首回りの緊張は取れますが、動かすとまだ痛いとのこと。
YNSAでの頸椎、胸椎の痛みを取る点で、動かしての痛みはかなり取れるが、まだ何となく違和感が残ります。
長野式の「委中」「飛陽」「崑崙」というツボで頭への血流改善を試みます。
「崑崙」を雀啄していると
「あ〜気持ちいい〜、全身の力が抜ける〜」と喜んでいましたが、首の違和感は残ります。

そういえば、この患者さんのひどい肩こりは帝王切開の傷の癒着を取ると改善したんだった！と思いだし、傷の回りを確認するとまた硬くなってます。

そこで、傷の硬くなったところに３箇所刺鍼すると…


やっと痛みはなくなりました！！


太もも内側とYNSA治療点のおでこ、そして帝王切開の傷口に円皮鍼を貼りまくって帰っていただきました。

「おでこの円皮鍼は明日、出勤前に忘れずはがしてね〜(^^)」

ココナッツオイルプリング

長野式鍼灸治療では、器質的異常がないのに腰や肩などに痛みがあり、扁桃炎の反応穴に圧痛が診られる場合は、慢性扁桃炎からくる二次感染症と判断します。
扁桃炎の治療穴への鍼とお灸で、痛みは軽減しますが、慢性となっているため、家でも毎日お灸をしてもらうことが必要です。

先日、図書館で何気なく手に取った「ココナッツオイルプリング」という本にとてもおもしろいことが書いてありました。



口の中の雑菌が体中の疾患の原因となる。
ココナッツオイルで口をゆすぎ、口中をきれいにすることで、それらの疾患が改善され、また予防にもなるという内容です。

口の中がきれいになるということは、扁桃への負担が減るので扁桃炎も改善するはずです。


早速、アマゾンで巨大なココナッツオイルを購入！

動脈硬化で脳への血管が８割詰まっている母、
喉の調子がいつも悪い夫、
肌も歯もきれいになるらしいよの言葉に飛びついた長女、
そして、扁桃炎からくる腰痛もちで、でも自分では手が届かず扁桃炎の治療ができない私、
昨日からオイルプリングを始めました。

にきびに悩む患者さん、
扁桃炎からくる肩の痛みの患者さんにもお薦めしてます。

毎日のお灸はなかなか…という方、こちらの方が楽なので続けられると思いますよ(^^)

看板

温灸堂って何屋さんですか？という方がいらっしゃっり、「えっ？もしかして…」と改めて店舗の表を見てみると、植栽がジャングルになっていて、





前面ガラスに貼ってある「はり・きゅう　よもぎ蒸し」の表示が全く見えていませんでした(^0^;)




そこで、立て看板を作成しました！！
イラストは長女に描いてもらい、
印刷会社に納品するイラストレーターの使い方は次男に教えてもらい、
出来上がったシートをアクリル板に貼り、立て看板にネジで止めてもらうのは夫と、
家族総出で看板ができました。



これで、「温灸堂」って何屋さんか分かってもらえるはずです(^○^)