美容鍼灸 その2

2010-11-25 | はりきゅう
前回の「美容鍼灸」のブログで書き忘れた、今、はやりの「リンパ」について。
(もし、リンパ節が腫れていると流れが滞っているということであればですが…)


長野式の鍼灸治療でリンパ節の腫脹も改善されます。

リンパ節の腫れには原因がいろいろなので、私の場合の治療例です。


クリームをリンパ節が多い耳の後ろから首に沿って塗ると、左だけグリッといかにもリンパ節の腫れた感じのものに触れます。

・特に回りに炎症らしいものはない
・何年前から触れるもので、大きさも変わらない
・そういえば、左の顔の方が、「しわ」も「しみ」も多い

ということは、これがリンパの詰まりかもしれない!!
この腫れを取れば、リンパの流れが良くなって美容効果があるかも?

なので、長野式の気水穴処置をしました。
といっても、自分で鍼が打てないところなので、皮内鍼(鍼の付いたシール)を貼りました。

今まで触れていたグリッがかなり小さくなりました。

もし、これから、私の顔の「しわ」「しみ」の左右差がなくなってくれば、これも美容効果を出せる原因治療になるということです。

結果が楽しみです。

美容鍼灸

2010-11-18 | はりきゅう
温灸堂は女性鍼灸師の治療院です。
なので、よく美容鍼はしないのかと聞かれます。

一応、美容鍼(顔面の鍼)も勉強はしたのですが、顔に直接打つ鍼はどうしても内出血のリスクが伴います。
また、いくら表面(顔)ばかり整えようとしても、内面(身体)に不調があればすぐに元に戻ってしまいます。
逆に、表面へアプローチするよりも内面を整えることで美容効果を得ることはできます。

つまり長野式の原因治療で十分に美容効果は得られます。


たとえば、
瘀血処置で「しみ」や「くすみ」を改善。
「たるみ」は頭部瘀血処置で頭のぶよぶよを引き締めることでリフトアップ。
”筋縮”という、たるんだ筋肉を引き締めるツボもあります。
「ゆがみ」「むくみ」も鍼灸治療で改善されます。
「肌荒れ」は便秘の解消で良くなることもあります。

なにより不調がなくなれば表情がよくなるはず。
これが一番の効果だと思います(∩.∩)

食事は基本

2010-11-11 | はりきゅう
47才の男性。
この男性も鍼が嫌いです。

アレルギー体質で、年中くしゃみやのどのいがらっぽさがぬけません。
アレルギー症状は「はりきゅう」でかなり改善しますが、定期的に、また、ある程度の回数が必要です。
忙しい上に、はりもきゅうも嫌がるのでどうしようもありません。

そこで、食事を改善してもらうことにしました。

それまでがぶ飲みしていた牛乳をやめてもらいました。
牛乳だけでなく、乳製品すべて食べないように気をつけました。

かなり、症状が改善されています。

松本岐子先生のレポートによるとアレルギーの人は
①乳製品と砂糖を避けること。
②日当たりの良い、風邪通しの良い、土壁の木造の家に住むこと
③うがいをすること
とのことです。

食事は
「自分の病は自分で治す、治せる」
の基本です。



 




瘀血と「ずいき」

2010-11-02 | はりきゅう
東洋医学では、不調の原因の一つに瘀血という考えがあります。
長野式の瘀血処置で改善もできますが、長野先生の本に「ずいき」を食べると瘀血が流れやすいとあります。

私も試してみました。
10㌢位の茹でた「ずいき」を毎日食べ続けました。



なんと、食べ始めて最初の月経でかつてないほどの大量の出血がありました。
月経の時に出ると聞いていたので覚悟はしていましたが、これだけ停滞した機能していない血が体内にあったのかと思うと驚きです。

次の月経からは、今までより量はずっと減り、嬉しいことに今まであった血の塊がでなくなりました。
そして、3日間も期間が短くなりました。
ちょうど、布ナプキンに変えた時期で、月経コントロールもがんばっていたので、相乗効果も考えられますが、そろそろ閉経?というこの年でやっと月経が憂鬱でなくなりました。



もちろん瘀血が影響するのは月経だけでなく、その他の婦人病、皮膚疾患、運動器疾患など全身です。
体質的なもの(疾病以前の状態)もあれば、慢性病の発病を促し、またその治癒を妨げていることも多いです。

以前、ぎっくり腰がなかなか治らず、その症状は、朝の起床時に痛む、痛いところが一定しない、など瘀血による症状そのままでした。
いつも教えてくださる長野式の先生に診ていただいたところ、やはり瘀血が治癒の邪魔をしているとのことで、瘀血処置をメインの治療で、やっと治ったことがあります。




4ヶ月食べ続けたところで止めてしまいましたが、最近また腰のあたりが重く、何となくだるいような気がするので、また食べ始めたところです。