
今年は暑い気候が長く続いて、秋がグッと短縮された感がありますね。もう冬の足音がすぐそこまで… 都内も木々の葉が次第に色づき始めています。
と、上の方ばかり見て歩いていましたら、その下で、冷たい石の上に横になっている方を見かけました。
幸い晴天でしたが、それでもじっとしていたら寒さで体が震えそうです。眼を閉じていて、眠っているようにも見えました。夜はどうしているのでしょう。
野宿が厳しくなるこれからの季節、さまざまな事情で星空を仰ぐこととなった孤独な人々を、主よ、どうぞ今宵お守りくださいますようにと祈ります。同じ人間として、哀しみの中にある人、希望を見失ってしまった人のことを、忘れないで過ごせますように。
