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色の不思議

2013-06-05 12:40:00 | Sisterのねごと
ヒグマは黒でシロクマは白い…
白い犬、黒い猫…



シロクマは白いと思っていたら、よく見ると純白ではありません。パンダも羊も、白の部分が大分の動物を見ても、白というのは真っ白ではないのです。



生き物ですから、動き回って汚れるし、お風呂で汚れを落としているわけではありません。着替えがあるわけでなし、洗濯するというわけにもいかず。体から分泌される皮脂なども汚れの原因でしょう。



もちろん動物たちにとって、自分が汚れているかなど、気になるはずがありません。一生懸命生きることで時間が過ぎていくのですし。ヒトも、太古の昔は皆そうだったと思います。

さて、白というのは必ず一点のシミもないという意味ではないということではなさそうです。全体的に白っぽく見えれば、それは白なのでしょう。他の色についても同じです。タヌキやキツネも「茶色」といいますが、実際には平均的に色の名前がついているような「茶」ではありません。

そんなことを考えると、不思議だなと思います。人間の色分けにも通じます。このことについてはホームページで「肌色」などの記事に書いています。

汚れていても、少々他の色が混じっていても、大まかに判断してこの色、この分類というふうに、人間の脳は区別していくようです。そんな程度の違いが、差別につながっていくときに、恐いものを感じます。