(いまごろ投稿。もうすぐベルギー戦だけど、一応残す)
――って、字面でみるほどもろ手を挙げて万歳しているわけではないんですよ。
ええ。
ポーランド戦についてはいろいろ物議があるんだろうと思います。
選手も監督も「本意ではなかった」と思う。
けど、グループリーグを突破することと、勝つことは同意義ではないというのもこうした大会のレギュレーションにはある。
個人的に、あの終わらせ方はどうなんだよ? という疑問も確かに抱いたひとり。
でも、全体的なことを俯瞰で考えたときにはあの選択は最良だったと思っている。
――というか、あれを瞬時に決断する指揮官の重みみたいなものを感じた。
勝負の世界。
ましてやワールドカップという、世界最高峰の戦いにおいて、「グループリーグ突破」=「トーナメント戦出場」という課題を考えたら、あれは正しい選択だった。
もちろん、あの試合を見に行くためにお金を払った人たちは面白くなかったかもしれないけれど、トーナメント最終戦にはよくありがちなこととも思える。
あーゆー極端な試合は稀かも知れないけれど、消化試合みたいなものは過去の試合にだっていっぱいあった。
まあ、他国の批評などどうでもよろしい。
むしろ、逆に聞きたい。
【 同じ条件だったとき、あなたたちはどう戦うのか? 】
日本と同じ戦い方は絶対にしないといいきれるのか?
――所詮、他人事で人のことならどうとでも批判ができる。
自分たちの立場なら海外のヤツらは胸を張って「これが勝負の世界だ」と答えるだろう。
そして、あの戦い方は「グループリーグの突破」だからこその戦い方なんだと思う。
トーナメントならノックアウト方式だからあんなことには絶対にならない。
グループリーグは目の前の勝負もさることながら、3試合を総合的にみた勝負なのだから。
あれは、大会レギュレーションで定められたものにしたがって日本の指揮官が下した決め事なのだからそれでいいのだと私は思っている。
スポーツにはこういう抜け穴のようなレギュレーションが存在している。
もちろん、スポーツマンシップに則り、正々堂々戦うことは大事だけれど。
野球に敬遠があるように。
フィギュアスケートで後半にジャンプをすれば、すべて1.1倍の加点になるように。
レギュレーションの中にあることを利用することはいけないことじゃない。
それがフェアでないというのなら、そのレギュレーション自体をなくさなければいけないのだろうと思う。
レギュレーションとしてある以上、使ってはいけないのではない。
それを戦いかたに利用していいのだ。
戦術と戦略両方で活用できるものはしたらいいのだと思う。
もちろん、セネガルが同点に追いついたらすべて終わりの戦い方だったと思う。
けれど、コロンビアとセネガルでコロンビアがドローになってもいい――という戦い方はしないという算段も当然あったと思う。
すべては結果論ではあったと思うけれど。
ただ、これを指示した西野監督は結果がもし、ダメな方に出たときは全責任を取るという覚悟もあったと思う。
選手は指示に従っただけだと――。
こういう賭けに出てその賭けに勝つことも勝負運だろうと私も判断する。
なら、これでもし無理に攻めに行って、ポーランドに2点目を食らう。
もしくはカードを貰ったり退場者を出すようなことが起こった場合、メディアや周囲はどう言ったのか。
正直、どっちにしたってあの試合は批判されるのだ。
ならば、リーグ突破をして批判されるほうがいい。
だって、まだトーナメント戦をすることができるのだから。
そして、このトーナメント一回戦。
簡単ではない「赤い悪魔」であるベルギーを倒すことができたのなら、この判断は賞賛されることになる。
どのみち、彼らの本当の戦いはトーナメントのほうなのだ。
だから「グループリーグ突破」をするための方法として、あれは有効だったのだと私は考える。
はなからあんな戦い方してたらまずいけど、そうではなかったしね。
勝負の世界は甘くない。
使えるものは皆使う。
これが正しい。
したたかに戦う。
これも勝負では、大事なこと。
今年のワールドカップは面白くて仕方がない(笑)
さあ、日本のSAMURAIも赤い悪魔を倒そう!
――って、字面でみるほどもろ手を挙げて万歳しているわけではないんですよ。
ええ。
ポーランド戦についてはいろいろ物議があるんだろうと思います。
選手も監督も「本意ではなかった」と思う。
けど、グループリーグを突破することと、勝つことは同意義ではないというのもこうした大会のレギュレーションにはある。
個人的に、あの終わらせ方はどうなんだよ? という疑問も確かに抱いたひとり。
でも、全体的なことを俯瞰で考えたときにはあの選択は最良だったと思っている。
――というか、あれを瞬時に決断する指揮官の重みみたいなものを感じた。
勝負の世界。
ましてやワールドカップという、世界最高峰の戦いにおいて、「グループリーグ突破」=「トーナメント戦出場」という課題を考えたら、あれは正しい選択だった。
もちろん、あの試合を見に行くためにお金を払った人たちは面白くなかったかもしれないけれど、トーナメント最終戦にはよくありがちなこととも思える。
あーゆー極端な試合は稀かも知れないけれど、消化試合みたいなものは過去の試合にだっていっぱいあった。
まあ、他国の批評などどうでもよろしい。
むしろ、逆に聞きたい。
【 同じ条件だったとき、あなたたちはどう戦うのか? 】
日本と同じ戦い方は絶対にしないといいきれるのか?
――所詮、他人事で人のことならどうとでも批判ができる。
自分たちの立場なら海外のヤツらは胸を張って「これが勝負の世界だ」と答えるだろう。
そして、あの戦い方は「グループリーグの突破」だからこその戦い方なんだと思う。
トーナメントならノックアウト方式だからあんなことには絶対にならない。
グループリーグは目の前の勝負もさることながら、3試合を総合的にみた勝負なのだから。
あれは、大会レギュレーションで定められたものにしたがって日本の指揮官が下した決め事なのだからそれでいいのだと私は思っている。
スポーツにはこういう抜け穴のようなレギュレーションが存在している。
もちろん、スポーツマンシップに則り、正々堂々戦うことは大事だけれど。
野球に敬遠があるように。
フィギュアスケートで後半にジャンプをすれば、すべて1.1倍の加点になるように。
レギュレーションの中にあることを利用することはいけないことじゃない。
それがフェアでないというのなら、そのレギュレーション自体をなくさなければいけないのだろうと思う。
レギュレーションとしてある以上、使ってはいけないのではない。
それを戦いかたに利用していいのだ。
戦術と戦略両方で活用できるものはしたらいいのだと思う。
もちろん、セネガルが同点に追いついたらすべて終わりの戦い方だったと思う。
けれど、コロンビアとセネガルでコロンビアがドローになってもいい――という戦い方はしないという算段も当然あったと思う。
すべては結果論ではあったと思うけれど。
ただ、これを指示した西野監督は結果がもし、ダメな方に出たときは全責任を取るという覚悟もあったと思う。
選手は指示に従っただけだと――。
こういう賭けに出てその賭けに勝つことも勝負運だろうと私も判断する。
なら、これでもし無理に攻めに行って、ポーランドに2点目を食らう。
もしくはカードを貰ったり退場者を出すようなことが起こった場合、メディアや周囲はどう言ったのか。
正直、どっちにしたってあの試合は批判されるのだ。
ならば、リーグ突破をして批判されるほうがいい。
だって、まだトーナメント戦をすることができるのだから。
そして、このトーナメント一回戦。
簡単ではない「赤い悪魔」であるベルギーを倒すことができたのなら、この判断は賞賛されることになる。
どのみち、彼らの本当の戦いはトーナメントのほうなのだ。
だから「グループリーグ突破」をするための方法として、あれは有効だったのだと私は考える。
はなからあんな戦い方してたらまずいけど、そうではなかったしね。
勝負の世界は甘くない。
使えるものは皆使う。
これが正しい。
したたかに戦う。
これも勝負では、大事なこと。
今年のワールドカップは面白くて仕方がない(笑)
さあ、日本のSAMURAIも赤い悪魔を倒そう!