桜が咲く前から、日本人に春の気配を届けてくれる椿。
植木やと結婚するまでは、椿は椿。ただ一つだけだと思っていた…。
がしかし!実は椿とは全世界レベルで愛されている奥の深い植物なのでした。
今、手元には植木や所蔵の椿名鑑なるものがあり、それには約1,000種の園芸品種が網羅されている…。
(1,000種!!)
驚いた。今まで椿を椿としか見ていなかった私のお目々って一体…。
植木やの父が遺していった椿畑がある。こちらにも数えきれない品種の椿達。
幹には名札のついているものもあり、上州のからっ風に札を飛ばされ
現状名無しの椿さんもいる。
そこで、おもとやは一念発起いたしやした。
「あなたたちのお名前、探します!」
百路日暮(ひゃくろひぐれ)
明石潟(あかしがた)
明日香(あすか)
太郎冠者(たろうかじゃ)
乗蓮の春(じょうれんのはる)
桃色卜伴(ももいろぼくはん)
正義(まさよし)
紅櫓(べにやぐら)
カーネーション椿(かーねーしょんつばき)
出雲大社薮椿(いずもたいしゃやぶつばき)
隅田川(すみだがわ)
横雲(よこぐも)
長期戦に入りそうです…。
一つひとつ物語のある美しい名前ですね。
どうか椿にお詳しい方、ご指導よろしくお願い致します。
似たような花が沢山あり、この名前で合っているのか、素人の私には判断力に欠けます。
贅沢な「よせ椿」してみました~。