Remarks of Tuna Salad

目に入るものを味わい、考え、楽しもう

へんな日本語

2016-01-11 06:46:05 | 日本語


間違った日本語があふれている。
特に間違った日本語が目につくのは注意書きや警告の看板類である。
注意書き看板は大抵公的機関や教育機関が設置したものが多いが、あまりにも間違った日本語が多すぎる。
間違った日本語に気づかず、堂々と掲げているのを見ると、学校での日本語教育はどうなっているのかと、つい思ってしまう。
昨日リカンベントでヒルクライムしていると、山中にある総合運動公園の入り口に「公園内にて露天営業行為等は禁止します」という看板があった。
「公園内にて」は「禁止します」にかかり、「露天営業行為等」を修飾しないのだ。
もし、「露天営業行為等」という名詞を修飾しようと思えば、「の」を付けて、「公園内にての」となる。
「にての」という表現はあまり使わないが「での」の方が多用される。
そこで、看板の日本語を「公園内での露天営業行為等は禁止します」
あるいは「公園内における露天営業行為等は禁止します」とすれば、違和感のない日本語になる。
行政にたずさわる者は、公衆向け文には気をつけるべきである。

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