やまさんのエンジョイ生活 Ver.2

趣味の登山、映画鑑賞、読書を日記風に紹介してます。

11月の映画

2014-11-30 | 映画

11月1日(土)      「とらわれて夏」

  

  ジェイソン・ライトマン監督が、過去にとらわれた男女が障害を乗り越えて愛し合っていく夏の5日間の出来事を、13歳の少年の視点から描いたドラマ。9月はじめのレイバー・デイ(労働者の日)を週末にひかえたある日、アメリカ東部の小さな町で暮らすシングルマザーのアデルと13歳の息子ヘンリーは、偶然出会った脱獄犯のフランクに強要され、自宅に匿うことになる。危害は加えないと約束したフランクは、アデルの家事を手伝い、ヘンリーには野球を教えて過ごし、ヘンリーはそんなフランクを次第に父のように慕うようになるが……。アデル役にケイト・ウィンスレット、フランク役にジョシュ・ブローリン。原作は、J・D・サリンジャーとも同棲していたことのある女性作家ジョイス・メイナード。

 映画を見てから原作を読みました。

11月3日(月)      「母の身終い」 

         

             いつもと変わらぬ朝 いつもと違う母の顔 残されたわずかな時間が静かに流れていく

 

 病魔に侵され、尊厳死を選んだ母と、人生に挫折した息子の心の交流を描くヒューマンドラマ。監督は、「愛されるために、ここにいる」のステファヌ・ブリゼ。出演は、「女と男の危機」のヴァンサン・ランドン、「人生は長く静かな河」のエレーヌ・ヴァンサン。2013年セザール賞監督賞、脚本賞ほか全4部門ノミネート。

  出来心から麻薬の密売に手を出し服役していたアランは、出所後、闘病中の母イヴェットの家に身を寄せ、人生の再出発をしようとあがいていた。ふたりの間には長年にわたって確執があり、ふたつの心は簡単には解け合わない。そんなある日、アランは、母の薬が入った引き出しの中の書類を手に取り愕然となる。そこには、“尊厳死の表明"“スイスの施設で尊厳死"“人生の終え方を選択する"といった文章が書かれ、母のサインがあったからだ。アランの心は激しく揺り動かされる。ふたりに残された時間は、あまりにも少ない。そしてついに母が旅立つ日の朝がやってきた・・・。

 

11月13日(木)      「悪童日記」

     この眼に映る、真実だけを。僕らは書き記す。

 ハンガリー出身の作家アゴタ・クリストフによるベストセラー小説を映画化した人間ドラマ。第2次世界大戦下、農園を営む意地悪な祖母の元へ疎開した双子の兄弟が体験する出来事を彼らの目を通して描き出す。映像化不可能と言われていた本作を監督したのは、原作者と同郷のヤーノシュ・サース。

 映像化不可能と言われた衝撃のベストセラー、30年を経て遂に映画化! ポーランドのアグニェシュカ・ホランド監督やデンマークのトマス・ヴェンターベア監督が映画化権を獲得しながらも実現がに至らなかった。何年か前に原作を読んでましたが、双子の少年や祖母など味わいが伝わってきた。

 

 

11月28日(金)      「幸福の黄色いハンカチ」

        

   28日、日本テレビ系「金曜ロードSHOW!」で放送されたので観てみた。

 日本を代表する映画スタア・高倉健×日本が誇る名監督・山田洋次のコンビで送るロードムービー。北海道の風景を交えて1人の男の葛藤、若者たちの青春を丁寧に紡ぎ、第一回日本アカデミー賞、キネマ旬報賞ほか国内の賞を総ナメにした。渋さ全開・高倉健とヤングコンビ・武田&桃井の掛け合いがマッチし、軽快なテンポを生む。佐藤勝の音楽も美しい、名作中の名作。

 失恋した欽也(武田鉄矢)は新車で北海道へ向かうが、ナンパは失敗続き。ようやく一人旅の娘・朱美(桃井かおり)をドライブに誘うことに成功。道中2人は中年男・勇作(高倉健)と出会い、3人で旅を始めることになる。トラブルに見舞われながらも何とか旅を続ける3人。やがて勇作は自身の過去を2人に打ち明けるのだった。3人旅の行く末は――。

 

 

 

 

 

 


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