『偽』という一文字に例えられた2007年も、いよいよ余白を残すのみになりました。簡単に一年を省みて今年最後の日記を書くことにします。
今年は、神戸を離れて、一月の東京での講演に始まり、横浜、名古屋、京都、大阪、福岡、那覇、そして台湾・台北で話をすることができました。2000人を越える皆さんにお出会いさせて頂き、「HIVとともに生きること」に拘った話をさせて頂くことができました。
「エイズで学ぶ-心豊かに生きるために」という私の講演のタイトルは、7月の神戸市エイズ月間のテーマに決めた、「人として-未来のためにいまできること」につながりました。そして、多くの益を受けた日本赤十字九州国際看護大学学長の喜多悦子先生を神戸にお迎えすることもできました。
『人道科学』からの学びをエイズの活動にぜひ活かしたいと思います。
それは、単なる性感染症としてのエイズを学ぶのではなく、『エイズが映し出すさまざまな不条理を人の叡智でともに乗り越えよう』という神戸からの呼び掛けです。それに対して、たくさんのみなさんのご賛同を得ることができた一年になりました。
また、たくさんのHIV陽性者の皆さんとも出会いました。お一人お一人の心が痛んで、感染直後にひどく落ち込んでいたみんなも少しずつですが心が癒えてきて、こうして一緒に大晦日を迎えることができました。
残念ですが、同志が3人エイズで亡くなりました。心から哀悼の意を捧げます。
来るべき2008年は、RYOJIの本、『カミングアウト・レターズ』力を借りて、いよいよ神戸で性的少数者の人権の推進について、本気で取り組みを始めたいと思います。
今年のIDAHO(反ホモホビアの日)に、ケンゾヲさん、ヨンミさんたちと、三宮のマルイ前で訴えたことを思い出します。性的少数者の子どものいじめについて、神戸市教育委員会と向かい合いたいと思います。
もちろん、HIVの予防啓発活動、陽性者の支援の活動もしっかり務めたいと思います。
来るべき2008年が、皆さんにとって、希望の年になりますようにお祈りしつつ、これにて年末のご挨拶とさせて頂きます。
一年間、本当にありがとうございました。
今年は、神戸を離れて、一月の東京での講演に始まり、横浜、名古屋、京都、大阪、福岡、那覇、そして台湾・台北で話をすることができました。2000人を越える皆さんにお出会いさせて頂き、「HIVとともに生きること」に拘った話をさせて頂くことができました。
「エイズで学ぶ-心豊かに生きるために」という私の講演のタイトルは、7月の神戸市エイズ月間のテーマに決めた、「人として-未来のためにいまできること」につながりました。そして、多くの益を受けた日本赤十字九州国際看護大学学長の喜多悦子先生を神戸にお迎えすることもできました。
『人道科学』からの学びをエイズの活動にぜひ活かしたいと思います。
それは、単なる性感染症としてのエイズを学ぶのではなく、『エイズが映し出すさまざまな不条理を人の叡智でともに乗り越えよう』という神戸からの呼び掛けです。それに対して、たくさんのみなさんのご賛同を得ることができた一年になりました。
また、たくさんのHIV陽性者の皆さんとも出会いました。お一人お一人の心が痛んで、感染直後にひどく落ち込んでいたみんなも少しずつですが心が癒えてきて、こうして一緒に大晦日を迎えることができました。
残念ですが、同志が3人エイズで亡くなりました。心から哀悼の意を捧げます。
来るべき2008年は、RYOJIの本、『カミングアウト・レターズ』力を借りて、いよいよ神戸で性的少数者の人権の推進について、本気で取り組みを始めたいと思います。
今年のIDAHO(反ホモホビアの日)に、ケンゾヲさん、ヨンミさんたちと、三宮のマルイ前で訴えたことを思い出します。性的少数者の子どものいじめについて、神戸市教育委員会と向かい合いたいと思います。
もちろん、HIVの予防啓発活動、陽性者の支援の活動もしっかり務めたいと思います。
来るべき2008年が、皆さんにとって、希望の年になりますようにお祈りしつつ、これにて年末のご挨拶とさせて頂きます。
一年間、本当にありがとうございました。