今日は、マイミクの神戸のケンゾヲさんの私の日記に対するコメントと、私の回答をそのまま掲載します。
みなさんは、どう思われますか?
● まずは、ケンゾヲさんのコメントです。
パレードに反対の意見の多くに、我々の仲間の声がある。
そっと誰にも告げず、ひっそり暮らしているのに、そっとしておいて欲しい。。。
何をするのもあなた達の勝手ですが、その汚い女装と、露出狂、おっさんばかりの集団と私は違います。
パレードじゃなくデモでしょ。何も知らない善良なLGBTをだますまねは、いいかげん止めたら。
等など、自分に何か害を及ぼす恐れのある事に対しての意見がほとんどですよね。
でも、そう言う方々の為にも、パートナーシップの事や、人として当然あるべき生きる権利、差別や偏見に対峙して進んでいかなければならない。
待ち望むだけで、何かを期待しているだけでは、何も進まないのは、
震災の時の直後や、五年前まで、LGBTのクラブイベントが神戸でなかった事で、経験してきている。
神戸らしいやり方を模索しながら、少しずつだけれど、同じ気持ちを分かち合える方々と進んで行きましょう!
終わりは無い、人間の尊厳に対する大切な事だから。
● 私の回答です。
ケンゾヲさんたちの苦労を少しでも理解してくれる仲間が増えるように、私も神戸市政や神戸市教育委員会と関わり、否定的な人たちが、少しでも本当の人権意識を持ってもらえるように、市民社会や教育を変えるくらいの気持ちで頑張らなければと思います。
去年、久しぶりにケンゾヲさんに再会して、「パレードします」と言われたときに、「一回だけなら協力しない」と言いましたよね。続けないと意味がないからね。いっときの勢いでやってしまって、一回で止めたら、否定的な人たちに「失敗した」と言われてしまうだけだからと言いましたよね。
今年も、去年の反省をしっかりして、きちんとコンセプトを打ち出して、何度も会合を重ねながら頑張っているみんなを見ていると、本当に嬉しく思います。
ゲイ(性的少数者)として生まれ、育ってきた中で、本当に多くの仲間が否定的な社会的な圧力を感じる生活を強いられています。
日本では、偏見があると言うだけで、他に何の規制もされないはずの性的少数者の人権が、進まない現状は、厳しい言い方ですが、身内のコンセンサスが得られないからだと思います。
「カムアウトすれば、差別があるだろう」と仮定して、必要以上に差別を恐れてしまって、現状を維持しようとしてしまう。そして、クローゼットから勇気を持って出る人たちを苦々しく思う。
そして、自分はあの連中とは違うとますます頑なになっていく。
これを指摘するのは、相当に勇気が要りますよね。
人それそれの人生ですから、既婚者のみなさんをどうこう言うつもりは全くありませんが、少なくとも、結婚を選択しない生き方をしている仲間には、ケンゾヲさんや私の想いを届けたいと思います。
エイズ対策と密接に関係している性的少数者の人権ですから、地方で効果的な対策を進めるためにも、私は、軸足をニュートラルにしておかなければならないと考えています。
まだまだ、反対の多いパレードは、見守ることしかできませんが、その分、今年のサンテレビの解説は、しっかりしてもらえるように交渉しますからね。
今年のパレードは、規模も大きくなり、華やかなブラスバンドの皆さんもご参加頂けるとのことですから、神戸らしく仲間と共に、胸を張って歩いて欲しいと思います。そして、何よりも楽しんで欲しいと思います。
単独のパレードという形ではなく、市民の祭りに参加するというケンゾヲさんたちの選択は、日本の性的少数者のパレードの新たな形を提案し、今後の地方での性的少数者のパレードのモデルになると私は思っています。
神戸は、アドボカシー(政策提案)をする私たちと、パレードやクラブイベントで、仲間を励まし纏めるケンゾヲさんたちの二枚看板です。どちらが欠けても十分な力を発揮することはできません。
この一地域二枚看板は、神戸独自の活動だと思います。未曾有の阪神淡路大震災という大きな悲しみを乗り越えて生きる、私たちの経験を、しっかり地域に活かしたいと思います。
みなさんは、どう思われますか?
● まずは、ケンゾヲさんのコメントです。
パレードに反対の意見の多くに、我々の仲間の声がある。
そっと誰にも告げず、ひっそり暮らしているのに、そっとしておいて欲しい。。。
何をするのもあなた達の勝手ですが、その汚い女装と、露出狂、おっさんばかりの集団と私は違います。
パレードじゃなくデモでしょ。何も知らない善良なLGBTをだますまねは、いいかげん止めたら。
等など、自分に何か害を及ぼす恐れのある事に対しての意見がほとんどですよね。
でも、そう言う方々の為にも、パートナーシップの事や、人として当然あるべき生きる権利、差別や偏見に対峙して進んでいかなければならない。
待ち望むだけで、何かを期待しているだけでは、何も進まないのは、
震災の時の直後や、五年前まで、LGBTのクラブイベントが神戸でなかった事で、経験してきている。
神戸らしいやり方を模索しながら、少しずつだけれど、同じ気持ちを分かち合える方々と進んで行きましょう!
終わりは無い、人間の尊厳に対する大切な事だから。
● 私の回答です。
ケンゾヲさんたちの苦労を少しでも理解してくれる仲間が増えるように、私も神戸市政や神戸市教育委員会と関わり、否定的な人たちが、少しでも本当の人権意識を持ってもらえるように、市民社会や教育を変えるくらいの気持ちで頑張らなければと思います。
去年、久しぶりにケンゾヲさんに再会して、「パレードします」と言われたときに、「一回だけなら協力しない」と言いましたよね。続けないと意味がないからね。いっときの勢いでやってしまって、一回で止めたら、否定的な人たちに「失敗した」と言われてしまうだけだからと言いましたよね。
今年も、去年の反省をしっかりして、きちんとコンセプトを打ち出して、何度も会合を重ねながら頑張っているみんなを見ていると、本当に嬉しく思います。
ゲイ(性的少数者)として生まれ、育ってきた中で、本当に多くの仲間が否定的な社会的な圧力を感じる生活を強いられています。
日本では、偏見があると言うだけで、他に何の規制もされないはずの性的少数者の人権が、進まない現状は、厳しい言い方ですが、身内のコンセンサスが得られないからだと思います。
「カムアウトすれば、差別があるだろう」と仮定して、必要以上に差別を恐れてしまって、現状を維持しようとしてしまう。そして、クローゼットから勇気を持って出る人たちを苦々しく思う。
そして、自分はあの連中とは違うとますます頑なになっていく。
これを指摘するのは、相当に勇気が要りますよね。
人それそれの人生ですから、既婚者のみなさんをどうこう言うつもりは全くありませんが、少なくとも、結婚を選択しない生き方をしている仲間には、ケンゾヲさんや私の想いを届けたいと思います。
エイズ対策と密接に関係している性的少数者の人権ですから、地方で効果的な対策を進めるためにも、私は、軸足をニュートラルにしておかなければならないと考えています。
まだまだ、反対の多いパレードは、見守ることしかできませんが、その分、今年のサンテレビの解説は、しっかりしてもらえるように交渉しますからね。
今年のパレードは、規模も大きくなり、華やかなブラスバンドの皆さんもご参加頂けるとのことですから、神戸らしく仲間と共に、胸を張って歩いて欲しいと思います。そして、何よりも楽しんで欲しいと思います。
単独のパレードという形ではなく、市民の祭りに参加するというケンゾヲさんたちの選択は、日本の性的少数者のパレードの新たな形を提案し、今後の地方での性的少数者のパレードのモデルになると私は思っています。
神戸は、アドボカシー(政策提案)をする私たちと、パレードやクラブイベントで、仲間を励まし纏めるケンゾヲさんたちの二枚看板です。どちらが欠けても十分な力を発揮することはできません。
この一地域二枚看板は、神戸独自の活動だと思います。未曾有の阪神淡路大震災という大きな悲しみを乗り越えて生きる、私たちの経験を、しっかり地域に活かしたいと思います。