俺、隠岐に立つ

11年間の島暮らしを終え、ワイン農家を目指して岡山へ。
グッドライフを探す旅と美味しいものを綴ります。

鴨川市漁協にて神経〆&タグ付け出荷の視察

2013-03-13 | 旅行記

昨年のウエカツさんの講習を受け、一人の漁師さんが神経絞めを習得。

 

1年間の試験的な出荷の結果、販売価格にも効果が認められた。

 

今年はみんなでやろうぜ!ということで、作戦会議があったのが2月。

 

そして3月の頭に神経絞め&タグ付け出荷をしている鴨川市漁協さんに視察に行ってきた。

 

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朝、港に船が戻る。

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魚の仕分け作業はすべて台の上で。

漁労長曰く、「魚を投げたり乱暴に扱われるのを見るのが嫌いなのと、仲間の腰のため」。

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こちらはヒラメの神経を破壊しているところ。

丁寧に扱った魚は主に築地へ。

1日の漁獲の中で、手をかけて値段が獲れるものだけに適切な処理を施す。

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サワラにタグをつける様子。ほんとに一瞬。

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このとおり。

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こちらはセリの様子。壁面の壁にかけてある黒板に入札金額を記入。

セリ開始とともに開票。

 

タグを付けて出荷したことで、一番変わったのは漁業者の意識だということ。

「お客さんに嘘をつけない。いい物しか送れない。」

 

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後日、神経絞めをしたヒラメと石鯛を送って下さったので

関係者が集まって試食会。

水揚げ後、すぐに神経絞めをして適切な温度での保存を徹底。

今日で4日目。旨さのピークだという。

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普段から美味しい魚を食べている海士町の人々も感嘆する旨さ。

そして、まったく臭みの無い透き通った食味。

 

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百聞は一見に如かず、百見は一食に如かず。

 

よし、やっぱり旨い魚のために頑張ろう。

 


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