昨年のウエカツさんの講習を受け、一人の漁師さんが神経絞めを習得。
1年間の試験的な出荷の結果、販売価格にも効果が認められた。
今年はみんなでやろうぜ!ということで、作戦会議があったのが2月。
そして3月の頭に神経絞め&タグ付け出荷をしている鴨川市漁協さんに視察に行ってきた。
朝、港に船が戻る。
魚の仕分け作業はすべて台の上で。
漁労長曰く、「魚を投げたり乱暴に扱われるのを見るのが嫌いなのと、仲間の腰のため」。
こちらはヒラメの神経を破壊しているところ。
丁寧に扱った魚は主に築地へ。
1日の漁獲の中で、手をかけて値段が獲れるものだけに適切な処理を施す。
こちらはセリの様子。壁面の壁にかけてある黒板に入札金額を記入。
セリ開始とともに開票。
タグを付けて出荷したことで、一番変わったのは漁業者の意識だということ。
「お客さんに嘘をつけない。いい物しか送れない。」
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後日、神経絞めをしたヒラメと石鯛を送って下さったので
関係者が集まって試食会。
水揚げ後、すぐに神経絞めをして適切な温度での保存を徹底。
今日で4日目。旨さのピークだという。
普段から美味しい魚を食べている海士町の人々も感嘆する旨さ。
そして、まったく臭みの無い透き通った食味。
百聞は一見に如かず、百見は一食に如かず。
よし、やっぱり旨い魚のために頑張ろう。
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