リヨンについてはや1週間が過ぎました。
今の時点で感じていることをまとめておこうと思います。
最初に感じるのは、見るものすべてがとにかく美しいということ。
これは郵便局の入り口です。
歴史ある建物の中にモダンな世界が広がっています。
あー、この写真では全然伝わらないな。
この空間にはアートと日常が共存している感じに感動しました。
とても静かで、ここにいるだけで心地よいこと。
そして、郵便局なのにゴミゴミしてなくて必要なサービスは端末でできるようになっている。
ベルクールというリヨン市街地の中心部にある大きな局ということを考慮しても、素敵な場所でした。
フランスの郵便サービスは紛失が多いなど悪い評判を聞くだけに、
まだ「体験」が少ないので何とも言えませんが。
これは家から10分くらいの川沿いにある公園の1部です。
遊具の周りだけ木のチップが敷き詰められ、ふわふわしています。
大きな木がベンチとして配置されていて、一部は朽ちているのだけれどなんとも自然な感じに
グッときました。こんな公園、近所にあったら最高。
これは町全体に言えることですが分別用のゴミ箱およびそのデザインが秀逸です。
色が何を捨てるべきゴミ箱なのかを示していて、いたるところに設置されています。
また、どこかで紹介できたらと思いますがゴミ回収の仕方がすごく合理的で
カッコよささえ漂います。
息子たちと一緒に感動していると、手を振ってくれるサービス精神付き。
これはたまたま見た船ですが、船の防舷材(船が岸壁に接触する際の緩衝材)の色を見てください。
日本ではだいたい黄色、もしくは白です。もしくは、古タイヤです。
この色遣い。エレガントです。
街路樹がめちゃくちゃ高いです。
落葉はまめに清掃されているようで、市街は清潔に保たれています。
最後に、この写真。
見るべきところは夜景ではありません。
工事現場のクレーンがトリコロールに光っています。
しかも、時間によってパターンが変わります。
この徹底した美意識、いったい何なんでしょうか。
もっともっとそんな光景を目にしていますが、一部をご紹介しました。
ただきれいなだけじゃない、その奥にある思想みたいなものの存在を感じています。
3か月の間に「本質」に迫れるように、引き続き目を凝らしていきたいと思います。
電圧変換器は親父もつています。
送る必要があれば連絡くださいね。送り方含めて❗