「漁師になりたい」という強い想いを持って海士に移住してきてくれた漁師の卵が、
4年目を迎え、ついに自分で育てたいわがきを出荷し始めました。
このblogで2011年6月に漁師募集の記事を書いたのがきっかけだった。
http://blog.goo.ne.jp/oki-shimanagashi/e/0374976fbdea9e7f54095916fb4f6545
その記事を書いた翌日には問い合わせのメールがきてびっくりした。
何度かメールでやり取りをして、電話でも話してみるとすごい熱意を持っている人だった。
そんな漁師の卵が海士に来てから3年間の修業期間を終え、この4月から独立した。
当面は師匠と一緒にいわがきの出荷をしているから、作業はこれまでと同じ。
だが、いま出荷しているのは自分で資金を投じた種苗を育てたもの。
もちろん、出荷して得た販売金額も自分の物になる。
漁師になって本番はこれからだけど、ここまでよく頑張ってこられたと
素直に思う。
そんな漁師の卵から、「食べてください。」といわがきをいただいた。
さらに、投網で獲った小鯵もたくさんくれたので、こちらは南蛮漬けに。
米粉で揚げてみました。
いわがきの出荷がまもなく終わり、いよいよイカ釣りの季節を迎える。
イカを釣りながらの一本釣り。
こだわりをもって目指すスタイルでとことん頑張ってほしい。
魚の扱いはとても丁寧で、神経〆もばっちり。
楽しみです。
本番の大漁旗が上がる日も近いかな。
まだ、ひよこなのでしっかり指導及び監視をお願いします。
一度でいいので、大漁旗掲げて港に戻りたい。
これ今年の目標。