always ３丁目の夕日

青年向けコミックスにかなり長く連載されている漫画です。イメージだけで
漫画とこの映画は関係はないようで　昭和３４年頃のレトロさを出しています。
私が生まれた頃の設定の映画で私自身は　この映画の世界をなんとなく「実感」
として感じることができますが　若い人たちには　もう「外国」のように
思えるのでしょうか。
　田舎からの集団就職にテレビが来たと大騒ぎ、三種の神器、、と当時のレトロな
エピソードを散りばめてストーリーはすすんで行きます。
　ちょっと登場人物がステレオタイプに描かれている感はしますが　薬師丸ひろこが
もうモータース店のおかみさん役ではまっています。「セーラー服と機関銃」から
もう２０年以上ですからね。
　クリスマスや親子の別れ等　ほろっとさせながら最後は皆で夕日を見ながらの
エンディングです。「５０年後も夕日は　きれいにきまっているさ！」と
少年に叫ばしていますが　われわれは　それにはっとします。
　「昭和の高度成長期はみんな元気で希望にあふれていた。」と単純にはいえませんが
なんとなく　ホッとする映画であることは確かです。
　どうも　今年に続編が同じキャストで作られる予定だそうです。