殺しのドレス

　注文した「ミッション・インポシブル３」が来るまで第一作の監督　デ・パルマ監督の
ＤＶＤを見ることにしました。
　私は小学校５年の時にＮＨＫの名画劇場でヒッチコックの「サイコ」を見て
未だにトラウマに悩まされています。今でもビジネスホテルのバスルームでは
絶対にカーテンを閉めません。閉めたら外に刃物を逆手に持った「マザー」が
立っているような気がするからです。（おかげで私が泊まったバスルームは
水浸しになります。）そのトラウマと戦うため　その後　様々なスプラッタムービーを
見ることになります。
　この「殺しのドレス」も　そんな作品の一つです。と言うより　この映画、はっきり
言って「サイコ」のパクリです。犯人のオチも動機も「サイコ」と同じです。
違うのは　よりアクが強いというか、エレベーターで最初に女性が殺されるシーン
なんて正に「出血大サービス」です。でも結構　好きです　この映画。
　子供の時　同じ白黒映画の名画なら何故「サイコ」じゃなくて
「ローマの休日」を見なかったか今でも後悔します。きっと　だったら私の人生は
変わっていたのかもしれません。