熊じぃの戯言

感じるままに、どのジャンルの話にも頭を突っ込んで書いています。

飛び級で「なでしこ」抜てき! 田中美南と道上彩花

2013-02-12 12:20:22 | なでしこ

抜擢などは無いと言っていた佐々木監督だが、二人のことが気になったのでしょうね。

体力・技術で遜色が無ければ、3月6日のアルガルベ杯に連れて行こう、その方が将来的にプラスだと判断したんでしょう。

素晴らしいことですね。

     
     笑顔を見せる道上彩花と田中美南(右)=大分市内(撮影・安部光翁)


     ×      ×      ×      ×      ×


18歳・美南、飛び級で「なでしこ」抜てき!   サンスポ

     
     田中陽子(左)を振り切って突進する田中美南。なでしこジャパン入りが見えてきた (撮影・安部光翁)

 サッカー・日本女子代表候補強化合宿(11日、大分市内)最終日は午前中に実戦形式の練習を行い、4日間の日程を終了した。日本女子代表「なでしこジャパン」のメンバーを含む主力組に、U-19代表候補のFW田中美南(みな、18)=日テレ=とFW道上彩花(18)=宮城・常盤木学園高=が“飛び級”で抜擢(ばってき)され、佐々木則夫監督(54)は2人を絶賛。若手主体で臨む3月のアルガルベ杯(ポルトガル)で招集の可能性が高まった。

     
     試合形式の練習でヘディングをする田中美南(左)=大分市内(撮影・安部光翁)

 才能豊かな2人の18歳に、指揮官がうれしい悲鳴を上げた。ノリさんは急遽(きゅうきょ)、U-19代表候補のFW田中美とFW道上を「なでしこジャパン」のメンバーに交ぜてテスト。メモを取りながら、つぶさに観察した。

 「U-19(代表候補)からは(なでしこジャパンに)呼ばないと思っていたが、いい意味で悩みの種が増えた。ぶっちゃけて言えば、アルガルベに行くだけの力はある」

 特に絶賛したのが田中美だ。15分間の紅白戦で、2トップの一角として2試合に出場。ゴールはなかったが、右から切り込んでシュートするなど存在感を発揮した。「ボールを失わないよね。ゴールへの意欲もあるし、急成長した選手」。新星に最大級の賛辞が贈られた。

 タイ人の母を持つ田中美は、タイ生まれの日本育ち。「日本の南で生まれた美しい人」との願いを込め、「美南」と名付けられた。昨年のU-20女子W杯に出場し、今合宿はA代表入りを目指す「なでしこチャレンジ」ではなく、U-19代表候補として呼ばれ、「悔しい」と話していたが、猛アピールがノリさんの変心を誘った。

 アルガルベ杯はベテランのMF澤穂希(34)=INAC神戸=や主将のMF宮間あや(28)=岡山湯郷=らを招集しない方針。海外組も6人にとどまる見込みで、若手を試す余裕は十分ある。田中美も「U-19でみんなを引っぱって、自分のプレーもしっかりしていこうと思っていた。それが結果につながりました」と意欲十分だ。

 メンバーは来週にも発表予定。若きストライカーは夢のなでしこ入りを信じ、吉報を待つ。 (伊藤昇)


     ×      ×      ×      ×      ×


なでしこ:佐々木監督撤回 U19道上&美南を“飛び級”招集へ 毎日新聞

2013年02月12日

     
 大分市内で行われていた年代別日本女子代表候補の合同合宿は11日に全日程を終了し、佐々木則夫監督(54)がU−19代表候補のFW田中美南(18=日テレ・ベレーザ)とFW道上彩花(18=常盤木学園)のアルガルベ杯(3月6日開幕、ポルトガル)招集を熱望。合宿を通じたパフォーマンスに合格点を与え、想定外だった飛び級招集へ調整する意向を示した。

 合宿最終日になって佐々木監督が前言を撤回した。下部年代のチームづくり優先でU−19、U−16代表候補からのアルガルベ杯招集は繰り返し否定してきたが、打ち上げ直後に態度が一変。「絶対必要ないと思っていたが、伸びている子に経験させるのもU−19に戻っていい経験になる。(U−19代表の)吉田監督と話を詰める」と訴えた。

 その気にさせたのはこの日、なでしこジャパンとチャレンジの選手をミックスして2チームに分けた紅白戦。U−19代表候補で2人だけ特別招集された有望株だった。パスミスを奪って自ら持ち込み、左足でシュートした田中美は速さとリズム感あふれるプレーで存在感を示した。1メートル70で強いフィジカルを誇る道上は2人と競り合ってゴールに迫るなど力強さを発揮。いずれも不発ながら、前日の練習後に「僕の心を揺るがしている」と2人を絶賛していた指揮官は「美南は動きながらのボールコントロールがいい。道上は深さを持ってキープする。2人にはアルガルベに行く力があった」と称えた。

 突然の2トップ引き抜き案にU−19代表の吉田監督は一瞬戸惑いながらも「チャンスをもらえれば本人たちに悪いことではない」と前向き。14年U−20W杯予選を兼ねたU−19アジア女子選手権を10月に控えて“完全移籍”には否定的だったが“レンタル”で経験をU−19に持ち帰ればチームにもプラスになる。

 佐々木監督の発言を知った田中美は「アルガルベに行きたいと思っている」と目を輝かせ、道上も「見ていてくれてうれしい」と笑った。メンバーの登録枠は23人。未来のなでしこ2トップが初のフル代表に近づいた。

 ◆道上 彩花(みちがみ・あやか)1994年(平6)7月27日、和歌山県生まれの18歳。小学2年で徳島県阿南市の今津SCでサッカーを始め、常盤木学園2、3年で全国高校女子選手権連覇。卒業後はINAC神戸に加入する。昨夏のU−20女子W杯では6試合1得点。1メートル70、65キロ。

 ◆田中 美南(たなか・みな)1994年(平6)4月28日、タイ生まれの18歳。タイ人の母を持つ。小学1年で神奈川県川崎市の川崎ウィングスFCでサッカーを始め、日テレ・メニーナから昨年ベレーザに昇格。昨夏のU−20女子W杯では6試合4アシスト。1メートル61、52キロ。(スポニチ)



最新の画像もっと見る

コメントを投稿