熊じぃの戯言

感じるままに、どのジャンルの話にも頭を突っ込んで書いています。

スパイクに宿る魂。

2012-11-21 21:00:31 | トリニータ


今日もスポパで知人と話をしたが、森島は今年一年で大きく成長した。

我々サポから見ても成長したと判る。

去年と雲泥の差である。

去年は一人でマンションを借りて住んでいたが、今年からは寮に住まいを移し、独身のチームメイトと同じ生活をしている。

その関係かどうかは知らないが、コミニュケーションが十分取れているように見えるし、ストライカーとしてどこに球を出してくれみたいな話は、練習場だけではなくあらゆるときに、話しているようだ。

練習自体も中身が濃く、最後まで練習している姿をよく見るようになった。


特に『言行一致』の裏には強い責任感があるように思える。

そこでお願いです。


何としてもあなたのゴールで、J1に昇格させてください。それだけです。


下の文章はJ’sGOALに載っていた“J2日記”から引用したものです。


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大分:デカモリシの左足に「三位一体」が宿る
[2012年11月21日/大分担当]

           
(C)柚野真也

「自分のゴールでトリニータをJ1に連れていく」
開幕前から、こう公言してはばからなかった森島康仁。それを成し遂げようとしているのだから、まさに有言実行だ。「エースを呼ばれる選手は、チームを勝利に導くゴールで期待に応えるのが仕事」と、リーグ終盤戦から怒とうのゴールラッシュでチームの勝点も上積みされた。そしてプレーオフ準決勝の京都戦では、プロ入り初となるハットトリックの上回る4得点で、チームを決勝の舞台に導いた。

エースへの第一歩は、第2節の左足のシュートだった。右サイドをドリブルで持ち込んだ小手川宏基のグランダーのクロスを、ファーサイドに逃げると見せかけてニアへ飛び込み、上手く合わせた。
「狙い通りの形。練習から意識していたことが自然にできた」
パンチの効いたシュートと高さを生かした豪快なヘディング、前線での精力的な守備。エネルギッシュなプレースタイルが信条の森島も、ペナルティエリアのなかでは心憎いほど冷静だ。40節の福岡戦ではボールを十分にためて、空いているコースに流し込んで見せた。

ゴール量産の秘訣を問われた時、ニアサイドを狙う意識、ファーストタッチの重要性、日々の練習の成果を強調するとともに、「いいパスが来る。ゴールを決められるのはチームメイトのおかげ。そして、応援してくれる方々のおかげ」と感謝の意を忘れない。福岡戦の前には「三位一体」と刺繍されたスパイクが届いた。U-20日本代表からの友人の槙野智章(浦和)から「思いをスパイクに刻むと力になる」とアドバイスされ、すぐに頭に浮かんだのが三位一体だった。
今季の大分は県民、行政、経済界から約3億3300万円もの支援金が寄せられ、Jリーグからの借入金を完済し、プレーオフに臨めている。「恩返しはJ1に昇格すること。そのために俺のゴールが必要なんや」と、森島の左のスパイクにはサポーターの番号12とともに「三位一体」の文字が浮かぶ。
プレーオフ準決勝の4得点の2点目は、その左足から生まれた。
「左でも、右でも、頭でも、どこでもエエよ。どんな泥臭いゴールでもチームの勝利につながるゴールであれば」

大分に来て5年目。クラブに初タイトルをもたらした国立でのピッチに立った数少ない選手のひとりとなった。「2008年のチームと今のチームは全然違う。もうあれは過去の出来事。今いるメンバーで新しい歴史を作る。俺の中ではシナリオができている」と語ったエースは、クラブの歴史に名を残す男としてサポーターの心に刻まれるはずだ。

以上
2012.11.21 Reported by 柚野真也


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