熊じぃの戯言

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【ロンドン五輪:サッカー】 モロッコ戦勝利後の選手コメント

2012-07-30 14:10:38 | 五輪

あの伝説の1968年メキシコ五輪で獲得した銅メダル以来となる五輪のメダル獲得が期待されるU-23は、モロッコに勝利した。後はメダル獲得のために予選を全勝で勝ちぬけてもらいたい。


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清武弘嗣「今は負ける気がしない」=U−23モロッコ戦後選手コメント

(スポーツナビ)2012/7/30 08:42


     

決勝ゴールをアシストした清武は「今は負ける気がしない」と今後の戦いに自身を見せた(写真は共同)


 サッカーU−23日本代表は29日、ニューカッスルでロンドン五輪1次リーグの第2戦となるU−23モロッコ代表戦に臨み、永井謙佑のゴールで1−0と勝利。3大会ぶりのベスト8進出を決めた。

 試合後、キャプテンの吉田麻也は「モロッコは攻撃にいい選手がいたが、みんなで体を張って抑えることができた」と押し込まれる展開の中で、集中力が途切れなかった守備を評価。同じくオーバーエイジ組の徳永悠平も「こういう試合で勝ち点3を取り切れたことにチームの成長を感じます」と手応えを口にした。

 以下は、試合後の選手たちのコメント。

■ 清武弘嗣(ニュルンベルク/ドイツ)
「今は負ける気がしない」

(モロッコは)思った以上に個々が強かった。でも2試合を通して失点してないですし、本当にみんなが前から守備をして集中しているので、今のまま続けていけば問題ないと思う。

(シュートがクロスバーをたたく惜しいシーンもあった)いや、もう決めないといけなかった。(永井)謙佑に出したパスは、謙佑のスピードを信じて蹴っただけなんで、(決めてくれて)よかった。あの場面は、トラップした瞬間、謙佑しか見えてなかったです。あの辺に落とせば、あとは何とかしてくれると思ったので、うれしかった。

 チーム全体に一体感があるので、今は負ける気がしない。次の試合も自信を持って戦いたいなと思います。自分たちは2勝だけで満足していない。メダルを取るために来ているので、しっかり次に切り替えたい。

■ 吉田麻也(VVV/オランダ)
「みんなで体を張って抑えることができた」

 まずは予選突破を決められてよかった。前回もそうですが、僕が決められるところで決められたらもっと楽な試合になった。前半の終わりも、後半もセットプレーからチャンスができていたので、そこを決められなかったのは残念。全体としてはスペイン戦のあとということで、疲れがたまっていたと思う。ただ、そんななか前半失点せずにしのげたので、後半は体が動くようになった。

 モロッコは攻撃にいい選手がいたので、抑えるのは大変でしたけど、最後みんなで体を張って抑えることができたのでよかった。

(9番からの展開がやっかいだった?)そこが起点になっていたので、落ち着かせないように工夫しないといけなかったですが、前半は何回かチャンス作られる場面があったので、そこは大輔(鈴木)と話していきたいと思う。

 今日に関していえばスペクタルなサッカーではなかったが、しっかりと勝ち点3を取れたことがよかった。

(70分ぐらいから相手の足も止まってきたが)僕らもしんどかったですが、前半から僕らがあまり急がずに、何度もサイドに散らすことで相手を走らせることができたので、(モロッコが)70分ぐらいから急に失速したなとは感じました。

(スコアレスドローで終わるかなとは思わなかったか?)いや、勝ち点3を取れればよかったですけど、守備としては前がかりになって失点を食らうのが一番嫌だったし、0−0でもいいぐらいの気持ちでやっていた。ただ、ボールを持ったときは勢いを持ってやらないといけないと思っていた。

■ 大津祐樹(メンヘングラッドバッハ/ドイツ)
「昔の世代よりも強いと言える」

 得点の取れるチャンスも2本ぐらいありましたし、いい形で動けた。本当に次の試合も楽しみです。

(相手が故障個所をけずってきたが?)狙ってるのかわからないですが、足ばっかり狙われて(笑)。でも、自分も体を入れていたので、ボールを取りにくくすればファウルになるし、けがのことは考えずに自分のできる限りのことを最後までやりました。

(永井とたびたび入れ替わる形だったが)自分が前に入ったら、しっかりボールを受けて、飛び越す選手をうまく使いながら攻撃に転じるようなイメージ。そういう形で今日も何本かチャンスになったと思います。

(決勝トーナメント進出が決まったが)親善試合から含めて、負けはない。トゥーロンのときのメンバーとは大幅に変わって、いまのメンバーになってからは勝利のメンタリティーもある。そういう意味では(決勝トーナメント進出も)奇跡だとかすごいことだとも思ってない。当たり前というか、順当に実力で来ていることは今日の試合でも示せたと思います。

(決勝トーナメント進出は3大会ぶりだが、この世代の強みは何か?)チームとしてしっかり戦えていること。個人としても能力の高い選手が多いということ。昔の世代よりも強いと言えると思います。

(メダルも見えてきたか?)目標が金メダルであることは間違いないし、それは本当に確信に変わっている。間違いなくメダルを取れる実力はあると思うし、ただ過信せずやりたい。1位通過することに意味があるので、次の試合も結果を出せるように切り替えたい。2位通過で行こうなんて思ってないし、1位でいかないとブラジルとやる可能性があるので、そういう意味でも1位で通過することが大事になってくる。

(GKに止められたシュートがあったが?)GKに反応されたが、イメージ通りだった。いまはゴールに直結するイメージがすごくいい。あとは本当に決めるだけ。引き続き、やれば点が取れると思う。体もすごくキレている。

■ 徳永悠平(FC東京)
「チームの成長を感じる」

 1戦目より体が重く、自分のなかで疲れを感じた部分もあり、(自分のプレーには)納得がいってない。オーバーエイジとしてこのチームに参加して、グループリーグを突破できたことは、目標のひとつを達成でき、うれしさより安心感の方が大きい。みんなで我慢して守れたし、こういう試合で勝ち点3を取り切れたことにチームの成長を感じます。

■ 酒井高徳(シュツットガルト/ドイツ)
「日本らしいサッカーができた」

(決勝トーナメント進出が決まり)素直にうれしいと思います。危ないシーンもありましたが、非常に日本らしいサッカーを展開できたかなと思います。守りっていうか、どうやって攻撃するかっていう点でじれずにみんなでできたと思うし、焦ってバランスを崩したりすることなく、集中して自分たちのやりたいことをできたのはよかったと思う。

 後半も、しっかりそれを続けられ、得点も焦って向こうが出てきたときのものだった。自分たちのペースで試合を進められたと思います

<了>
スポーツナビ(すぽーつなび)



【関連リンク】

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