プロジェクト初めてのC ワープア緑茶の限りなき挑戦

児童館職員という希望に満ち溢れた人間のブログ

ワープア・ゾーン

2008-08-23 23:05:33 | Weblog
毎月恒例映画会の時間がありました。子ども達に映画を見せるという単純明快な時間ですが、ちょける子や映写樹のライトに誘蛾灯のごとき引き寄せられ、影絵を始める子、さらに電源スイッチを引っこ抜くという子もいました。この子は学童ではなく一般来館ということであまり強くも言えず、なんだかなーって感じです。

さて、肝心の上映作品ですが、今回は「魔法にかけられて」という作品です。

二次元の世界からお姫様が三次元にディメンジョンイン!真実の愛を探すというテレビの画面に写る翠星石を偶像崇拝の如くグヘヘしていた僕には夢のような話です。

いやーだって翠星石に「きたねぇ部屋ですね!ここはウサギ小屋ですか!」とか言われてたのに「し…仕方がないから私がお嫁さんになってやるですぅ…」とか言われたいじゃないですか!最高のツンデレーションですよ。まぁいろいろと過程をすっとばしてますが。

ただ、納得できないのはこの「真実の愛」という奴です。真実の愛があるなら虚偽の愛もあるのか。誠意をもった行動も相手の意に沿わなければ淘汰されるだけなのか。

「魔法にかけられて」においてもイケメンは五年越しの彼女を切って翠星石を選びます。ちょっと待て、そりゃ相手に問題があるならとにかく、君らは無難に付き合ってたじゃないか!子どものことを見ていてのでちゃんと読み取れなかったのかもしれないが…。

それが真実の愛ならば、もはや愛は二次元にしかないのではないかとも思いましたが、そういやイケメンは二次元のお姫様を選んでいるので完璧な解答であった。

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