Dr.Oini3、4の発信所

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たかが「イボ」、されど「イボ」

2017年12月08日 | 寄稿文集
たかが「イボ」、されど「イボ」


 健診には、便潜血反応と言うのが含まれる事があり、大便を調べて血液反応が検出されるか見ます。陽性とされると精密検査を受けなさいと言う事になり、大 腸カメラなどを受けます。これをしてますと、よく、大腸粘膜におがった「イボ」を見つけます。専門用語で「ポリープ」と呼ばれるものです。
 そもそも、症状が有るわけでも無かったし、みんな食欲もあり、「イボ」が出ている場所に一致して痛みもな無さそうです。切るのも痛くないし、切っても体 調は良くなりません。でも、見た目や大きさから判断して、「定期検査を受けましょう」となったり、「切りましょう」となったりします。
 大腸の「イボ」は年月かけて癌になる事が多いのです。
 たかが「イボ」と考えずに、健診や大便の検査を受けましょう。そして、もし「イボ」が見付かったら、指示に従ってください。
 「イボ」の段階で体から切り離す事ができれば、数ヶ月から数年先の手術をひとつ儲けたかもしれません。場合に寄っては命拾いしているのかもしれません。


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