日本画を始めませんか

日本人はやはり日本画が心に響きます。デッサンから始めて水彩画へと段階を踏んで勉強します

膠・胡粉の溶き方

2019-11-10 11:55:40 | 日記

膠液は毎回先生が溶いたものを持参していただきましたが、前回の授業前に初めて生徒たちで溶きました。

胡粉自体には接着性がないので、膠液を加えることより麻紙に定着させます。

 

膠の濃さは多様らしいのですが、私達初心者用に10倍希釈とします、薄過ぎたら後で濃くし難いけど、濃過ぎたら水で薄められます。

❶ 電熱器の上にお湯を入れたステンレスのボールを乗せます

❷ ボールより小さめの容器に、膠1に対して10のお湯を足し、その容器をボールのお湯で湯煎します
  膠が解けたら電源を切り、気温が低いと固まるので夏季以外は常にお湯を張ったボールに入れて温めておく

❸ 膠は腐るのでその日に処分します、排水溝内で固まらないようにお湯と一緒に流します、冷蔵庫で数日くらいは保存てきるそうです

すぐ固まるし、冬は外気に触れても固まるので、お湯に容器ごと浸して温めます

 

胡粉の溶き方

① 胡粉にまずは耳かきいっぱいくらいの膠液を加えて徐々に解いていきます

② 最初は溶くというより練ります、膠を入れ過ぎたらよく練れません、パサパサの状態から練っていたら纏まってきます

③耳たぶくらいの固さに纏まったらダンゴにしてし、それをお皿に何度も叩きつけて馴染ませます

④皿に押し付けて平らにし、少しづつ水を加えます

 

先生からの聞きかじりですのでこれが全てではないと思いますが、一応参考までに。

 

 会 員 募 集 しています

 初めての方はまず鉛筆デッサンから ⇒ 水彩画 ⇒ 日本画

 デッサン、水彩画だけでも参加できます

 日本画に進んでも、胡粉・膠・絵具・絵筆・絵皿等、作画に必要なものは全て用意しています

 手ぶら参加も可能です

 

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もしくは ohtoyoart@gmail.com までメールお願いします

 

 ❶ 会費は月5000円、入会費は不要ですが、ロッカー代利用料等年間2千円の負担をお願いしています

 ❷ 授業は月二回、午後1時から4時半まで、そのうちの2、3時間に指導していただきます

 ❸ 教室は大阪梅田駅前ビル5階の生涯学習センター内、見学歓迎します

 ❹ 講師は日本画家、日展会員で大阪芸大客員教授の大豊世紀先生です、今年は日展の審査員をされます