1960年代生まれの音楽メモ。

好きな音楽やあの時観た映像をクリップしておくブログ。

「あのころ」と「いまどき」。

2013-08-24 04:16:15 | その他
再びになってしまうけど、オリジナルと、カバーと。素晴らしい。う~ん、素晴らしい。

Black Biscuits - Timing
タイミング ブラックビスケッツ カバー 奥田民生
徐若? - 時機 ~ Timing ~ (2011)
森恵「Timing (BLACK BUISKETS)」

ビビアン・スー  日本デビュー (1995)
POWER
ブラビ スタミナ

↑このころのは、観てると、何かを与えてくれそうな、提供してくれそうな、肩の力を抜いてくれそうな、語弊があるけど、「わかって」くれているような、あるいは何かを示唆してくれそうな、そういう気がしたんだよね。「いま」テレビで平日朝(6時から7時くらいにやっている)の情報バラエティ番組を観ていると、なにかを吸い取られそうな、大事なものを奪われていきそうな、なにかをせがまれているような、あるいは、頼んでもいないものを押し付けられてしまいそうな、そんな気がすることが多い、気がする。茶の間で息抜きに娯楽で観ているはずなのに、押し付けられる圧迫感を感じることが多い気がする。どうかすると、脅されて凄まれているような気がすることさえあるような。たとえて言うと、打ち明けられる友達や親切な近所のお姉さんが来た時間、というよりも、ヤクザや圧力団体、右翼の街宣車が隣に来た時間、というような。脅されて、さあ吐け、考えを改めろ、と凄まれているような。恐怖政治に、思想洗脳にあっているような。昔の、ニュースを柔らかくしていった頃の(当時はニュース情報番組)、ほんわかとした好き好きパワーはいいなあ、ほっこりする。でも、いつの頃からだろう、今のギスギスと責められる(せがまれる)感じは嫌だ、荒んできてしまう、ただ放っといて欲しいと思う、ただそれだけ、みたいな。

ただたんに、「サビ」の直前でちょん切れてCMに入り、CM明けにまた「イントロ」から繰り返されるようになったとかの狡っからさ、世知辛さの増濃にうんざりしているだけなのかなあ。CMの前に、テレビの中の人が堂々とおしっこタイムですよ、と言わなくなったような遊びや余裕の部分の減少に窮屈を感じているだけなのかなあ。いや、好きな部分もあるんですよ。たとえば、ジャニーズの人達なんて、あれ、日本の「良い部分(?!←なんだそれ)」と思うこともあるし。

お?「あのころ」とか「いまどき」とかって、私がおじさんになっちゃったってこと?
さて、リラックス、リラックス↓
Be cool !
Da Pump - Feelin' Good It's PARADISE
  ↑youtubeに今付いてるコメントはなんだかひどい。そういうことを言いたいんじゃない。でもこのころのって、キレがあってカッコよくてもどこかのんびりしてるというか、余裕があるというか。ほんわかとした陽だまりだったのが、今はヤケクソな圧力団体になってしまった、という感じ。いまこの関係においてはサービスの提供者はあなたなのに、なんで私が?とおもわず思ってしまうような圧迫感を感じさせるというか、つけこまれる感じがするというか、焦りを感じさせるというか、ヤケクソな笑いというか、いわゆるところの「威圧のための笑い」というか(だとしたら、何かの最終手段か末期症状?(煮詰まった感じ?))、電波を介して同調圧力をかけてる感じというか(放送の世界に登場した新たな「技」?新しくはないんだけど、高じたの?)……目の前にこの人たちがいたら突き付けてくる圧迫感から自分はきっとエビ反りにのけ反るだろう、あるいは一歩引くだろう、という感じというか……なんて言うのがいちばんぴったりくるんだろう?
あ、「情報を伝えよう」「自分の意見・考えを表明・主張しよう」という感じではなく、「相手(視聴者)の意思をコントロール下に置こう」という感じ、といったらいいのか。それって報道じゃなくて、プロパガンダ・洗脳・押し付けだ。だから、「圧迫感」を感じるんだ。ああ、きっとそうだ。信頼関係のない人のでも意見は聞けるけど、信頼関係のない人にコントロールされようとしたら、「嫌な感じ」が最初にくるよね。

画面から伝わってくる感じは、そういう感じ。舞台裏では、何があったんだろう?