1960年代生まれの音楽メモ。

好きな音楽やあの時観た映像をクリップしておくブログ。

種ともこ。

2013-03-23 15:24:32 | 音楽
種ともこ再び。う~ん、いい。

ゲンキ力爆弾
不思議な樹(1986)
笑顔で愛してる
スナオになりたいね
瞳の中の少年いい音

いや~、いい曲々だ。本当に好きだった。歌い手の思いが、歌い手の言葉に乗って、リズムに乗って、メロディに乗って。
天才じゃないか。槇原敬之、Dreams Come True、種ともこ、この辺りから90年代は、日本のポップミュージックの黄金期だったんじゃないかなあ。

かつて聴いた、歌はウマイし日本語で歌っているんだけど、歌われていることが全然聴き手の生活圏/生活観の歌じゃない、ではない。好きなメロディに乗せるために、日本語は音が鳴っているんだけど言葉は何も伝えてこない、でもない。外国語を排除する、でもない。顔が好きだから写真を集めたし、ときどきは我慢(?)しながらレコードも聴いた、でもない。ふつふつと歌い手の内側から湧き上がってきたもの(※)が、3分/1曲の空間のなかに結晶として光り輝いている感じ。

※ちょうど黒人さんたちの黒人音楽が、体の内側から魂が勝手にどんどん溢れ出てきているように感じられるあの感じ。音を聴いたら、体が勝手に動いてしまっているように見える、あの感じ。

音が、言葉が、1曲が、素晴らしい。