音楽めも、1960年代生まれの。

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ハラスメントの正体。

2016-05-01 05:15:50 | その他
トップAV女優の心の闇

この記事は働く人としてのAV女優さんの世界についての話ですが、「AV女優さん」の話に限らず、「働く場」の話に限らず、人と人のコミュニケーションについてあまねく、
「尊厳や安全性が脅かされる言動が繰り返され」ると、人(※1)は、「自己決定力が弱まることがあります」。「穏便にすませたいため」「我慢すればいい」と思ってしまうことになりがちで、「気持ちが混乱し、相手に支配されやすくなります」。「このような状況を意図的に作り出す」手法、やり方が、「ハラスメント」の正体でしょうね。

まっとうにコミュニケートしても相手を説得出来ない人(※2)が、このようなコミュニケーション(※3)をする。説得出来ない場合(※2)に、このようなコミュニケーションをする。それが「ハラスメント」の正体である(※4 コミュニケーションすらしないで何かを押し付けることは、ハラスメントを超えている)。

意図的だけでなく、無意識に繰り返す人も居るでしょうね。彼ら彼女らの心の中では、「だって僕の求めること/私の願いが叶えられないだもん!」という被害感情でいっぱいなんでしょう。つまりその人たちは、たとえ自分がどんなに酷いことを他人にしていても、気持ちのなかでは自分が被害者で気の毒な人なんでしょう(※5)。

恐ろしいですね。


※1 その気持ちの動きはおそらく、老若男女関係ない。たとえば、不法な取り調べ→冤罪の模様 を見ていても。男性はそうではないという主張がもしあるなら、それはたぶん、性差別だと思う。「男らしいのはこう」という発想による。

※2 魅力、能力、道理が、説得するのに足りていない人、場合

※3 威嚇し、侮辱し、尊厳や安全性を脅かす言動で人を動かそうとするコミュニケーション。

※5 自分さえよければ他人はどうなってもいいという感情ですね。たとえば、性犯罪者(性に由来する欲望を、相手の感情・人格を無視して押し付ける者、無理強いする行為)のそれ。「○○ハラスメント」という言葉が近年たくさん増えたのは、「自分さえよければ後・他はどうなってもいい」という人/行為が増えてきたから?