語る城門「大戸」BIGDOOR正門

昭和38年製Bigdoorオヤジが身辺10m範囲の出来事を哲学したり雑学したりします。老後の楽しみ1つみっけ。

「へ」 平常心こそクロージングの極意

2005-02-23 20:16:02 | Weblog
「へ」 平常心こそクロージングの極意
・あわてる心に得るもの少なし


「そろそろお暇(いとま)いたします」「時計を見ろ=Watch the watch」

 仕事を締結させることをクロージングといいます。セールスは契約を取り付けてこそなんぼ。

 しかしセールス仕事では、いざクロージングの段に難題や修羅場に出会すことがあります。それもトントン拍子でやってきた時に限って重大な問題が表面化したりもします。

 誰でも予想外、想定外の難問事例にぶつかると慌ててしまい、パニックに見舞われ平常心を失います。その結果、客観的な判断力が鈍り視野狭窄に陥りがちです。

 平常心を取り戻す為には…?「時計を見ろ=Watch The Watch」。これはある国の軍隊の初等教育での一言。今大変な事態に遭遇している自分を「ところで今何時何分なのか?」という絶対的日常生活の時間感覚に対照することで、失った客観的な冷静さを取り戻すきっかけを掴もうというものです。

 ともあれ、慌てている間は無理に決断しないことです。決して正しい判断を下せません。無理にクロージングに持ち込もうとすると、深みにはまり事態を悪化させることも少なくありません。

 どうしても、平常心を取り戻せそうもなければ、その場は一時切り上げて、事態を6W2H(what,why,who,where,when,which,how,how much)のメモに纏めると客観的な視野を取り戻すことが出来ます。

 クールヘッド・ウォームハート(Cool Head & Warm Heart)を常に心がけましょう。


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